歌手IUが“女優イ・ジウン”としてカンヌ初参加、ジュエリーが1億ウォン以上でも雑音が皆無なワケ

2022年05月30日 話題 #IU(イ・ジウン)

歌手IU(アイユー)が“女優イ・ジウン”としてカンヌ国際映画祭に初参加したなか、彼女の高価なジュエリーとファッションが注目を集めている。

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IUは5月29日、自身のインスタグラムを通じて写真を投稿した。公開された写真のIUは、魅惑的でありながら優雅な姿で微笑んでいる。果敢に美しいデコルテを披露し、特別なビジュアルを誇った。

特にIUが身につけたジュエリーが注目を集めた。これは1億ウォン(約1000万円)を超えるフランスのブランドジュエリーとして知られ、驚きを与えた。

1億ウォン超えジュエリー

一般的に、芸能人が1億ウォン以上のジュエリーを着用したとなれば、連日のように話題になる。“雑音”も少なくない。しかしIUの場合、大きな議論やイシューにもならず、静かに過ぎていった。

(写真=IUのInstagram)

それは彼女が普段から、その数十倍以上の寄付をしてきたためだ。IUは毎年、特別な記念日ごとに自分の名前とファンクラブの名前を合わせた「アイユエナ」の名前で、大変な隣人のために着実な寄付活動を実践してきた。また助けが必要な地域のあちこちに積極的な寄付を続け、良い影響力を広げたりもした。

最近は自身の誕生日を迎え、「愛のカタツムリ」「韓国未婚母家族協会」「Eden I ville」、社会福祉法人チャンインウォンなどに計2億1000万ウォン(約2100万円)を伝達したと明らかにした。

今回の寄付金は、聴覚障害に苦しんでいる児童・青少年の手術費および治療費として使われ、経済的な困難を経験している一人親家庭と助けが必要な児童養育施設、障害保護施設のための支援などに使われる予定だとされ、多くの人々に温かさを抱かせた。

これで現在までに40億ウォン(約4億円)ほどの寄付を行ったIUは、「母親が“他人を助けることがあったら助けよう”という言葉を言ったことがある。幼い頃は、自分のものはただ自分が欲しいと思っていたのに(笑)、母親を通じて寄付する姿勢を学んだ。母のように行動しようとしている」と明らかにし、多くの人々を感動させた。

IU(イ・ジウン)

そんなIUは、デビュー初の商業映画である映画『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)の公開を6月8日(韓国公開日)に控えており、同作で未婚の母親のソヨン役を演じた。

彼女は5月24日に出国し、第75回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏んだ。韓国最高の制作陣と呼吸を合わせた『ベイビー・ブローカー』には、ソン・ガンホとカン・ドンウォンをはじめ、ペ・ドゥナ、イ・ジュヨンと韓国を代表する俳優たちが共演した。

映画『ベイビー・ブローカー』は、ベイビーボックスをめぐって関係を結ぶようになった彼らの予期せぬ特別な旅を描いた作品で、力強いストーリーテリングと繊細な演出で全世界をひきつけてきた是枝裕和監督の初の韓国映画だ。

(記事提供=OSEN)

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。女優業は本名の「イ・ジウン」で行う。

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