日本の漫画作品を盗作した疑惑で、韓国の漫画作品の連載が中止となった。
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5月23日、NAVERネイバーウェブトゥーンのサービス公示によると、「5月10日水曜、ウェブトゥーンでオープンした新作『魑魅魍魎(イメマンリャン)』作品の一部設定が、特定作品を具体的に連想させるという読者の多くの指摘があった」とし、「問題になった序盤原稿を修正し、今後、再オープンを進行しようと思う」と明らかにした。
この公示に伴い、同作は2話まで掲載されたあと、連載が中断され、現在は作品を閲覧できない状態となっている。
なお『魑魅魍魎』が盗作したと指摘されたのは、2019年から2021年まで週刊少年ジャンプで第一部が連載されていた『チェンソーマン』(作者:藤本タツキ)だ。
『チェンソーマン』は、“チェンソーの悪魔”ポチタを体に宿したでデンジが、悪魔を狩るというダークヒーロー作品で、『魑魅魍魎』は朝鮮時代の悪鬼によって命を失って蘇ったあと、魑魅魍魎を狩る男の話で、設定が似ているとされている。
今回の件について対してNAVERウェブトゥーンは、「作家と作品を構想するにあたって、著作権の侵害行為をしなかったという内容を確認し、言及された作品との差別的要素もやはりあらかじめ点検した」としながらも、「類似性に対して、より厳重で綿密に検討すべきだった部分に責任を痛感する」としている。
そして『魑魅魍魎』の作者は、「特定の作品の演出や展開などを参考にしなかった」とし、「指摘してくださった部分の改善を含め、『魑魅魍魎』だけの話を忠実に伝えられるよう再整備して戻ってくる」と伝えた。
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