『サイコだけど大丈夫』で自閉症の兄を熱演した俳優オ・ジョンセが、知的障害のあるファンと特別な思い出を作って周囲を和ませた。
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4月25日、チェリストのペ・ボムジュンさんのSNSには「ソーシャルディスタンスが解除されてついに遊園地で会った兄さんとボムジュン。一日中、手を繋いで遊んでました。兄さんは約束を守り、ボムジュンは兄さんを守りました」という文章と写真が投稿された。
写真の中には、遊園地を訪れた俳優オ・ジョンセがペ・ボムジュンさんが、手を繋いで歩く姿が写っている。2人は乗り物に乗るなど、楽しい時間を過ごしたそうだ。
オ・ジョンセとペ・ボムジュンさんがあったのは、今回が初めてではない。
2020年、ドラマ『サイコだけど大丈夫』で自閉症を患うムン・サンテ役を演じるオ・ジョンセを見て、ペ・ボムジュンさんが「サンテに会いたい」と言ってきたのだ。それを聞いたオ・ジョンセは衣装や髪型、言動などをムン・サンテと同じように準備してペ・ボムジュンさんと遊園地で会った。
その出会いはSNSやネットコミュニティを通じて広がり、話題を集めた。特に百想芸術大賞で助演男優賞を受賞したオ・ジョンセは受賞スピーチで「僕たちみんな、とても長いストーブリーグを一緒に歩いているようだ。しかし、まもなく新しいシーズンが始まる。ボムジュン、新しいシーズンが始まればまた遊園地に遊びに行こう」と述べている。
それから約1年後、オ・ジョンセは自分の約束を守った。
ボムジュンさんの妹は「遊園地での楽しい時間、ずっとオ・ジョンセ兄さんがボムジュンを守ってくれました。トイレに行く時も一緒に行ってくれました。きれい好きなボムジュンの行動に当惑するかもしれないと心配していましたが、全然大丈夫だと平気な様子で…心がぽかぽかして幸せです。ありがとうございます」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
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