映画『私の少女』のチョン・ジュリ監督と女優ペ・ドゥナが8年ぶりに再会する新作映画『次のソヒ』(原題)が、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれた。
4月21日、制作会社ツインプラスパートナーズによると、カンヌ国際映画祭執行委員会は『次のソヒ』をクロージング作品にすると公式発表したという。
これでチョン・ジュリ監督は第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されたデビュー作『私の少女』に続いて、2作品連続でカンヌに招待される栄誉に輝いた。韓国映画がクロージング作品に選ばれたのはこれが初めて。
カンヌ映画祭批評家週間委員会は、「チョン・ジュリ監督作『次のソヒ』は、非常に強烈な映画だ。チョン・ジュリ監督はデビュー作『私の少女』以降、さらに大きな成長を見せてくれた」と賛辞を惜しまなかった。
カンヌ国際映画祭はベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭とともに「世界三大映画祭」と呼ばれており、毎年フランスのカンヌで開催される。今年は5月17日から28日にかけて開催予定だ。
1962年から開かれたカンヌ映画祭「批評家週間(International Critic's Week)」では、フランス批評家連盟所属の評論家が斬新で作品性のある映画を厳選して上映してきた。デビュー1作目または2作目までの監督の作品を対象に毎年10作前後の作品だけが選ばれるだけに、カンヌでも最も競争率の激しい部門の一つとして知られている。
韓国の長編映画としては『八月のクリスマス』(1998年/ホ・ジノ監督)『ハッピーエンド』(1999年/チョン・ジウ監督)、『ビー・デビル』(2011年/チャン・チョルス監督)、『コインロッカーの女』(2015年/ハン・ジュニ監督)などが招待されている。
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