30歳年下の元恋人と8年後に再びスキャンダル…“暴露本”出版＆訴訟に75歳の韓国俳優が対抗

2022年03月02日話題

ベテラン俳優ペク・ユンシク（75）が自身を刑事告訴した30歳年下の元恋人K記者を誣告罪で告訴すると伝えた。

3月2日、ペク・ユンシクの所属事務所ファンタジオが公式立場を発表し、「所属俳優ペク・ユンシクと過去に恋人関係だったK記者が最近、ペク・ユンシクとの交際当時にあった出来事を公開する本を一方的に出版し、その過程でペク・ユンシクを刑事告訴までしたという状況を確認した」と話を切り出した。

続いて「当社は2013年頃、ペク・ユンシクとK記者の間にあったことをすべて確認し、K記者が当時、ペク・ユンシク側が提起した訴訟を取り下げることを条件に、これ以上ペク・ユンシクとのことを公開しないことで円滑に合意しており、合意書に直接署名したことを確認した」と伝えた。

しかし「K記者は8年前に行われた合意に正面から違反してペク・ユンシクに関する内容の本を出版し、K記者本人が直接署名した合意書の存在を否定し、刑事告訴まで進めている」と指摘した。

その対応としてペク・ユンシク側は「K記者が出版しようとしている本についてソウル中央地方裁判所に出版および販売禁止仮処分申請を提起した状況」であり、「K記者の刑事告訴については今週中に誣告罪でソウル中央地検に告訴状を提出する予定」と明かした。

そして「すでに8年前の当事者間の円満な合意で終結した事案に対して、再び大衆の好奇心を刺激するために俳優ペク・ユンシクの実名を取り上げ、本の出版を強行しているK記者に対して遺憾の意を表明する」と付け加えた。

きっかけは元恋人の“暴露本”出版

先立って2月28日、元恋人であるK記者がペク・ユンシクを私文書偽造および行使罪の容疑でソウル方背（パンベ）警察署に告訴した。まだ告訴人調査などは行われていない。告訴状でK記者は、2013年にペク・ユンシクと破局後、訴訟取り下げを合意する過程で、同意なく口外禁止条項が含まれた合意書を虚偽で作成されたと主張している。

そもそもペク・ユンシクとK記者は、2013年に30歳の年の差を乗り越えて5カ月余り交際している事実を知らせ、世間を驚かせた。しかしペク・ユンシクの子供などの家族とK記者の間に葛藤が生じ、熱愛説が知られてわずか1カ月で2人は破局した。

その過程でK記者は「ペク・ユンシクに他の女性がいた」「交際を反対した2人の息子に暴行された」と主張し、ペク・ユンシクから虚偽事実の流布、暴行、住居侵入および退去不応などで訴えられた。

だが3カ月後の2014年2月、K記者側がペク・ユンシクに謝罪の意思を伝えたことで、K記者を相手に提起された民事・刑事上の訴訟はすべて取り下げられた。現在、争点となっているのは、その和解の際の合意書だ。

一方でK記者は2月28日に自叙伝的エッセイ『アルコール生存者』（原題）を出版した。同書の説明文には、「66歳の男性俳優と36歳の女性記者の愛。30歳の年齢差にもかかわらず、男女は恋に落ち、世間の話題になった。“愛すれば同い年だ”。それがその時の私の考えだった」などと書かれた。

また「老年に入った中堅映画俳優ペク・ユンシクとの熱愛説が報道された後、結婚と試験管ベイビーを準備しながら、1カ月で決別することになった女性記者がいる。彼女がそのスキャンダル以来、9年ぶりに『アルコール生存者』を通じて自分の存在を気兼ねなく明かして話題だ」との説明がつけられた。

ペク・ユンシク側は同書に対して、ソウル中央地方裁判所に出版および販売禁止仮処分申請を提起した。

ファンタジオの公式立場全文は、以下の通り。

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こんにちは。ファンタジオです。

当社は、所属俳優ペク・ユンシクと過去に恋人関係だったK記者が最近、ペク・ユンシクとの交際当時にあった出来事を公開する本を一方的に出版し、その過程でペク・ユンシクを刑事告訴までしたという状況を確認しました。

これに対して当社は2013年頃、ペク・ユンシクとK記者の間にあったことをすべて確認し、K記者が当時、ペク・ユンシク側が提起した訴訟を取り下げることを条件に、これ以上ペク・ユンシクとのことを公開しないことで円滑に合意しており、合意書に直接署名したことを確認しました。

しかしK記者は8年前に行われた合意に正面から違反してペク・ユンシクに関する内容の本を出版し、K記者本人が直接署名した合意書の存在を否定し、刑事告訴まで進めています。