KARA出身ク・ハラと、彼女の元交際相手チェ・ジョンボムの第二回公判が本日(5月30日)行われる。
ソウル中央地裁刑事20単独(オ・ドクシク部長判事)は、本日午後2時30分に性暴力犯罪の処罰に関する特例法違反、傷害、脅迫及び強要の容疑で、チェ・ジョンボムに対する第二回公判を執り行う。
(関連記事:KARA出身ク・ハラの元彼、リベンジポルノを全面否定。「財物損壊については認めて反省する」)
ソウル中央地方検察庁女性児童犯罪調査部(パク・ウンジョン部長検事)は、去る1月末にチェ・ジョンボムに対して当該の容疑と器物損壊容疑を適用し、在宅起訴した。同時に、傷害の疑いで検察に送致されたク・ハラに対しては起訴猶予処分を下している。
チェ・ジョンボムは、5月18日に行われた初公判で傷害と脅迫の容疑を否認した。その後検察はク・ハラと彼女の同居人、所属事務所の代表などを証人として申請したが、5月26日にク・ハラが自殺を試みて病院に搬送されたことによって事態が一変した。
ク・ハラの弁護人が騒動翌日の27日に承認不出席の申告書を提出したため、ク・ハラが本日証人として出席するか否かが定かではない状況だ。
2人が法廷争いを繰り広げることになった発端は、昨年9月。
チェ・ジョンボムは去る9月13日午前1時に、ソウル江南区論硯(ノンヒョン)洞に位置するク・ハラの自宅で、ク・ハラから一方的な暴力行為を受けたと訴えた。しかし、ク・ハラはこれに対して正当防衛を主張し、結果的に2人は暴力行為によってできたとされる自身の傷を写真に収め、証拠として提示した。
ク・ハラはこの際に産婦人科の診断書なども証拠資料として提示し、「“芸能人としての人生を終わらせてやる”という言葉と共にチェ・ジョンボムに性関係の私的な動画を見せられ、脅迫された」と主張。性暴力防止特別法などの違反の疑いでチェ・ジョンボムを告訴したが、チェ・ジョンボムは私的動画の件について「脅迫する意図はなかった」と容疑を否認した。
ク・ハラは自殺を試みた後に病院に搬送され、意識を回復した。5月28日には関係者を通じて「心配をかけて本当に申し訳ない。現在体調は回復している」と伝え、「いろんな事情が重なって、心が苦しくなった。本当に申し訳ない。これからは心を強く持って、元気な姿を見せられるように努力する」と心境を語っている。
今回の第二回公判がク・ハラの出席なしにどのように進められるのか。世間からは大きな関心が寄せられている。
前へ
次へ