KARA出身ク・ハラの元交際相手チェ・ジョンボムが、脅迫や障害の容疑を否認した。
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ソウル中央地裁刑事20単独のオ・ドクシク判事部長は4月18日、性的暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)、傷害、脅迫や強要、財物損壊などの容疑で起訴されたチェ・ジョンボムに対する初公判を開いた。現場にはチェ・ジョンボムと弁護人が出席した。
この日検察はチェ・ジョンボムの起訴内容を言及し、「チェ・ジョンボムは去る2018年8月27日、携帯電話のカメラを通じて被害者(ク・ハラ)の背中、太もも、脚などの後ろ姿を被害者の意思に反して撮影した。2018年9月13日には(被害者の)太ももを殴って眠っている被害者を起こして侮辱的な言葉を放ち、ドレスルームに引きずりだした後に腹を殴る蹴るなどの暴行を働いて14日間の治療を要する傷害を負わせた」と明かした。
また、「チェ・ジョンボムは2018年9月13日、被害者を跪かせて“芸能人としての生活を終わらせてやる”と発言し、私的な動画をもって脅迫行為を行った」と伝えている。
チェ・ジョンボム側は、検察が証拠として提示したク・ハラと彼女の同居人ク氏、所属事務所代表の供述による証拠に対して、一切の同意をしなかった。
チェ・ジョンボムの弁護人は「動画は被害者の意思に反して撮影されたものではなく、性的な欲求を満たすために撮影したものでもない。写真に関しても、羞恥心を誘発するようなものではない」と反論。
さらに、「傷害の疑いに関しては被告人に威圧的な行動はなく、消極的な防御にとどまった。脅迫の容疑に関しても、性関係の動画を口実に脅迫していない。被害者に対して跪くよう強要したこともない」と主張した。
ただし、財物損壊の容疑に関しては「すべて認めて反省している」という立場を明らかにした。
裁判部は「さまざまな内容を検討して、今回の事件についての事実関係を把握することができる証人を2名申請し、被害者尋問も行うこと」と明かし、次の期日を5月30日に定めた。
裁判終了後にチェ・ジョンボムが立場を明かすことは、特になかったという。
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