新鮮なテーマ、スペクタクルな見どころ、韓国映画界が誇る人気俳優たちの共演で期待を高める映画『海賊:鬼の旗』(原題)。同作に主演する『トンイ』女優ハン・ヒョジュが、ドラマ『ハピネス』(2021)に続いて新年のヒットに勢いを加える見通しだ。
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韓国の“娯楽ブロックバスター”の一画を描いた映画『パイレーツ』(2014)の続編となる『海賊:鬼の旗』は、跡形もなく消えた王室の宝物を手にするため海に集まった海賊たちの冒険を描く映画だ。
成功裏に幕を閉じた2021年のドラマ『ハピネス』で、これまで見せたことのなかった新しい演技を披露して高い評価を得たハン・ヒョジュが、2022年、海を平定した海賊船の主人ヘランとしてもう一度強烈なキャラクターを表現し、観客の心を盗む予定だ。
原因不明の感染病が全国を襲い、一触即発の状況のなかでアパートに孤立した住民たちの物語を描いたドラマ『ハピネス』。同作で警察特攻隊のエース、セボム役を引き受けたハン・ヒョジュは、スタントと射撃が飛び交う高レベルのアクションはもちろん、極限の混乱でも冷静さを失わない人物特有の大胆さを安定した演技で消化し、視聴者に一味違った魅力を感じさせた。
その勢いのまま、2022年の映画『海賊:鬼の旗』で海賊団の主人ヘランへの変身に乗り出したハン・ヒョジュは、剣術や水中アクションなど、数カ月間の練習の末にヘランの動きをスピード感よく完成させ、より多彩なアクションを見せるとの期待を集めている。
それだけでなくハン・ヒョジュは、海賊団の主人としての強靭な姿から、自分を慕う海賊団員を温かく世話する人間的な魅力まで、ヘランの柔らかいカリスマ性を見せつける見通しだ。
「“ヘラン”のキャラクターを通じて、観客の方々に新しくアクセスできるようだ。リーダーとしての強靭な姿だけでなく、多様な面をお見せできるよう努力した」と伝えて期待を高めたハン・ヒョジュは、新しくも強烈な顔でスクリーンを魅了することだろう。
全世代を網羅する人気俳優たちの出会い、差別化されたストーリーとスペクタクルなアクションで楽しみをプレゼントする映画『海賊:鬼の旗』は、韓国で1月26日に公開される予定だ。
◇ハン・ヒョジュ プロフィール
1987年2月22日生まれ。2003年に芸能界入りし、ドラマ『トンイ』(MBC)や映画『監視者たち』『ビューティー・インサイド』『王になった男』など、様々なジャンルで大きな存在感を示した。最近はアメリカの人気映画『ボーン』シリーズのスピンオフドラマ『トレッドストーン』(原題)にも出演し、アジアにとどまらない活躍ぶりを見せている。
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