女優ソン・ジヒョがショートカットにして賛否が分かれたが、その騒動に続いて衣装のフィッティングと関連してもう一度注目を集めている。議論の連続だ。
【注目】「スタイリストを変えろ!」“団体抗議”まで予告したファンの要求
髪をショートにしたのはソン・ジヒョの選択であるため、誰も非難することはできない。だが、縫い目が破れたコートを着用させたのは、明らかにスタイリスト側のミスだ。それでもソン・ジヒョは今のスタイリストと今後も共にすると話しているという。ここまで来ると、ソン・ジヒョは心が広く寛大な“義理女”といえるだろう。
ヘアスタイルや衣装などの一連の議論を提起したのは、皮肉にもソン・ジヒョのファンたちだ。理解はできるが、珍しいことではないだろうか。
去る11月29日、DCインサイドのソン・ジヒョギャラリーには「ソン・ジヒョのスタイリングの改善を要求する」という声明文が掲載された。ファンの要求は一言で、今のスタイリストを実力のある経験豊富なスタイリストに交代してほしいという内容だ。流行や季節に合わない服の着用は控えてほしいとの要請もあった。
自分が好きなスターが大衆の前に美しい姿で登場してほしいと願う気持ちは、理解できる。ファンは、歳月が過ぎても美しさを誇るソン・ジヒョの強みが引き立つことを願っている。
だがファンが求めた事項のうち、「今回のヘア(ショートカット)の即時改善」は、あまりにも出しゃばりすぎだ。ファンが自分たちの好みに合わないからとスタイルを変えるよう強要するのは、ガスライティング(精神的虐待の一種)とさえいえる。他人の選択を狙い撃ちして、彼女が自分の選択を疑うように仕向けることは、まさにガスライティングだ。
とはいえ、ヘアスタイルとは異なり、新たに提起された“破れたコート”の議論は、また別の問題だろう。これはソン・ジヒョ本人もファンの間違いでもなく、スタイリストチームの失敗に数えられる出来事だ。
フォトウォールで写真を撮るときからすでにコートの縫い目が飛び出していたが、写真撮影に続いた授賞式の舞台に上がっても、誰も対処しなかった。ファンが指摘した今になって、それも写真を通じて知ることになったのだ。ソン・ジヒョのそばで自分たちの業務をきちんと遂行できなかった個人スタッフ、スタイリストチームが反省すべき部分だろう。
12月7日、芸能界関係者らによると、ソン・ジヒョは年末授賞式日程までは自分の衣装を引き受けた衣装チームと同じ船に乗る。その後もずっとそのまま行くのか、それとも別のチームに変わるのかは、まだ明確に決定されていない。
だが今回の一連の議論を通じて、ソン・ジヒョの衣装スタッフチームに隙があったことは事実だ。
(記事提供=OSEN)
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