映画『私の頭の中の消しゴム』などで知られる女優キム・ブソンが、韓国の大統領候補であるイ・ジェミョン候補を相手に提起した損害賠償請求訴訟の弁護を引き受けたカン・ヨンソク弁護士に、解任を通知したと明らかにした。
キム・ブソンは去る11月14日、フェイスブックにカン・ヨンソク弁護士を非難する文章を数回上げ、「さようならカン・ヨンソク。これまでひどかった」と述べた。
続いて「こんな弁護士は必要ない。すべてが思う通りにいかなければ、一人で訴訟する。真実を明らかにするのに、カン・ヨンソクのような弁護士は必要ない。私を信じて支えてくれる友達だけを信じ、またゆっくり一人で自由にいく」と付け加えた。
キム・ブソンがカン弁護士を解任した理由は、カン弁護士がYouTubeチャンネルを通じて自身の私生活を公開的に漏洩したためだ。キム・ブソンはカン弁護士が運営中のYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」の11月10日付放送の一部を共有したが、その放送でカン弁護士はキム・ブソンの極めてプライベートな内容に言及した。
これに対してキム・ブソンは、「未練なく解任する。訴訟代理人弁護士が依頼人の私生活をすべて公開し、漏洩した」と非難した。
それと共に「今、解任通知した。訴訟費用を準備してくれた民主党の党員同志たちに申し訳ない。カン・ヨンソクと意気投合して、イ・ジェミョンの素顔を天下にさらしたかったが、失敗した。私は一人で訴訟することになっても、あなた方の支持に応える」と伝えた。
先立ってキム・ブソンは、カン弁護士とカロセロ研究所のYouTube放送内容と関連して11月12日、「昨日カロセロ研究所がまた私に性的暴行をした。これですでに何度目かわからない。しかも保護するべき私の弁護士という○○○が。この○○○はお金のことしか考えない」などと怒りをあらわにした。
続いて「弁護士カン・ヨンソクが事件の依頼人に聞いた相談内容を本人のYouTubeで、何度も秘密を漏らして人格殺害しました。このような場合、どこに行って被害を訴えるべきですか? 弁護士協会、警察署、国家人権委員会、民・刑事訴訟、どこに行けば私は息ができますか?」と訴えたことがある。
キム・ブソンは2007年から約1年間、イ・ジェミョン大統領候補と恋人関係だったと主張してきた。イ・ジェミョン候補側がこれを否定し、キム・ブソンを虚言癖と麻薬常習服用者という趣旨で非難すると、キム・ブソンは精神的・経済的な損害を被ったとし、イ・ジェミョン候補を相手に3億ウォン(約3000万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。
関連事件の4次弁論期日は最近、イ・ジェミョン候補側の弁護人の要請で2022年1月に延期された。
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