来る11月17日、映画『ジャンルだけロマンス』(原題)が韓国公開を迎える。本作で俳優のリュ・スンリョンは、作家のヒョンを演じる。
映画『ジャンルだけロマンス』は、前妻、現妻、親友、弟子など、さまざまな人物が関わるコメディ映画だ。
リュ・スンリョンは有名作品『7番房の奇跡』『エクストリーム・ジョブ』などを通じて、高い演技力で人気を証明して以来、久しぶりに出演する映画だ。
まず主演を務めた大ヒットコメディ映画『エクストリーム・ジョブ』について、「チームワークがとても良かった。撮影中ずっと幸せだった記憶がある。それから、能動的に参加する作品に魅力を感じた。今回の『ジャンルだけロマンス』も、シナリオが独特だったが共感できる部分がたくさんあった」と明かした。
さらに、「想像しながらシナリオを読んだ。最終章を読み終えたとき、映画を1本見たような感覚になった」とし、『ジャンルだけロマンス』の感想を述べた。
「『エクストリーム・ジョブ』は、最初から最後まで走り抜けるハンドボールのような作品だったが、今回はボールのやり取りをする“野球”のような作品だ。お互い応援したり、励まし合ったりした」と付け加えている。
『ジャンルだけロマンス』は、ウィズコロナ政策開始後に公開される韓国映画だ。リュ・スンリョンは、「試写会で涙が出た。未だに一列開けて座らなければならなかったが、かつてこんなことは日常的で普通だったからすごく泣きそうになった。この大切な瞬間が続いてほしいと思った」と述べた。
リュ・スンリョンは本作で、師弟関係として共演するム・ジンソンとの話も聞かせてくれた。「毎日カカオトークのやり取りをした。ジンソンが僕に“おやすみなさい”と、愛情のこもったメッセージを送ってくれたのだが、そんな一面が素敵だった。昔の僕を思い出して、初心に戻ることができた。むしろ僕の方がたくさん学んだ」と笑いながら打ち明けた。
劇中でリュ・スンリョンは、スランプに思い悩んでいる人物だ。そんな時期があったか問われると、「もちろん大変なときはあったが、乗り越えようと努力した。子供や妻を見ると、大きな原動力になる。エンジンであり、エネルギーだ」と家族愛を表現した。
また、「僕はこれまで、コメディ物をたくさんこなしてきたので、コメディを自分のものにすることができた。身振りは、NANTA(非言語)公演を5年間経験した上で学んだ。当時は、とても疲れて大変だったが、僕の演技を見て多くの方が楽しんでくださるのを知って、とてもやりがいを感じている」と満足そうに語った。
今回の映画でもコメディを披露するリュ・スンリョン。「ユーモアと笑いが免疫力を高める。最も良い治療薬だ。共感できるコメディなので、是非期待してほしい」と映画の期待感を高めた。
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