現在放送中の韓国ドラマ脚本家の正体…3年前に暴露されたセクハラ加害者だった「私です」【全文】

2021年09月30日 話題

韓国で現在放送中のドラマ『ホームタウン』(原題、tvN)の脚本を書いた作家チュジンが、3年前にセクハラ暴露で注目されたチョ・ヒョンフン監督であることが明らかになった。

チョ・ヒョンフン監督は立場を発表し、「チュジンというペンネームの作家は、私であり、2013年にしてはならない過ちを映画界の同僚にしたのも私で合っている」と認めた。

続いて「私の過ちによって苦痛を受けた方と映画界の同僚たち、今放送中の作品の視聴者と関係者の方々にも、本当に申し訳ないという言葉を伝える。当時も今も、そのことを否定したり、隠したりする意図はなかったし、その心は変わっていない。私はそのことについて、今も絶えず繰り返し反省している」とした。

続いて「私のせいで傷を負った方の助けになるのであれば、何でもする。自分の過ちを忘れず、心深く反省して後悔しながら生きていく」と頭を下げた。

(写真=釜山国際映画祭)チョ・ヒョンフン監督

『ホームタウン』の制作会社側は、「エンディングクレジットの作家の名前を削除する予定であり、今後は作品を企画する際に該当イシューに注意する」と明らかにした。

また、『ホームタウン』の担当プロデューサーが作家の“騒動”を知っていたかどうかについては、「撮影の準備をすべて終え、撮っている途中に認識した。いろいろと悩んだと思われる」と説明した。

『夢のジェイン』(原題)で長編映画デビューしたチョ・ヒョンフン監督は、2018年にセクハラの加害者として指名された。被害者Aさんは、2013年のINDIEFORUM映画祭閉会式後の打ち上げで、チョ・ヒョンフン監督から性暴力被害を受けたと暴露した。チョ・ヒョンフン監督はSNSを通じてその事実を認めており、自粛と反省の時間を持った。

しかし9月22日から放送が始まった『ホームタウン』の脚本家が彼であることが判明し、物議を醸している。制作会社や放送局がチョ・ヒョンフン監督を隠したとの批判の声が上がっているのだ。

制作会社は、すでにすべての台本が出来上がった状態で、クライマックスを撮影中だと知らせた。『ホームタウン』は全12話が予定されている。

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チョ・ヒョンフン監督の立場全文は、以下の通り。

チョ・ヒョンフンです。

前日報道された記事について、慎重に私の立場を申し上げたいと思います。

チュジンというペンネームの作家は、私であり、2013年にしてはならない過ちを映画界の同僚にしたのも私で合っています。

私の過ちによって苦痛を受けた方と映画界の同僚たち、今放送中の作品の視聴者と関係者の方々にも、本当に申し訳ないという言葉を伝えます。

私には当時も今も、そのことを否定したり、隠したりする意図はありませんでしたし、その心は変わっていません。私はそのことについて、今も絶えず繰り返し反省しています。

私のせいで傷を負った方の助けになるのであれば、何でもします。自分の過ちを忘れず、心深く反省して後悔しながら生きていきます。

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