IZ*ONE(アイズワン)の解散から4カ月が過ぎ、メンバーたちの“第2幕”を上がっている。
Mnetのオーディション番組『PRODUCE48』を通じて誕生したプロジェクトグループIZ*ONEは、今年4月に2年6カ月の公式活動を終えて解散した。グループ活動を終えたメンバーたちは、様々な分野で自分の魅力を開花させつつある。
まずIZ*ONEのリーダーだったクォン・ウンビが、ソロデビューの最初の走者となった。 8月24日に初のソロアルバムを発売した彼女は、グローバルファンの熱い関心を一身に受けている。
チェ・イェナも今年下半期のソロデビューを予告。ボーカル、ダンス、ラップをこなす実力派メンバーだっただけに、ファンは彼女の一人立ちを心待ちにしている。
優れたバラエティ感覚の持ち主でもあるチェ・イェナは、『ホグたちの監獄生活』をはじめ、『女子高推理部』『あのオッパが帰ってきた ~トキメキ注意報~』などのバラエティ番組にレギュラー出演し、最近はウェブバラエティ『イェナの動物探偵』を通じて単独MCにも挑戦した。
新しいガールズグループとしてデビューするとされ、今後の歩みに熱い関心を受けている2人のメンバーもいる。宮脇咲良とキム・チェウォンだ。
キム・チェウォンは最近、HYBEのレーベルであるSOURCE MUSICの新しいガールズグループに合流するとの報道が飛び出し、大きな話題となった。そのガールズグループにはキム・チェウォンだけでなく、宮脇咲良などIZ*ONEメンバーが合流するとされ、熱い関心を受けた。
宮脇咲良はIZ*ONE解散直前の3月に、HYBEと契約すると報じられたことがある。IZ*ONE解散後、彼女がHKT48を卒業したのも、韓国行きがあったからと見られている。彼女たちは来年のデビューを目指し、グループを準備中だという。
チャン・ウォニョンとアン・ユジンは、所属事務所STARSHIPエンターテインメントで新しいグループとしてデビューする予定だ。今回の新人グループは、STARSHIPが2016年の宇宙少女ローンチ以来、5年ぶりとなるガールズグループとなる。
IZ*ONEの末っ子であり、センターでもあったチャン・ウォニョンは、CMスターとしても活躍している。またアン・ユジンはSBSの『人気歌謡』(原題)で、キム・ミンジュはMBCの『ショー!音楽中心』(原題)でMCを担当している。
最近、写真集を発刊したカン・ヘウォンは、パク・ジェジョンの新曲『趣味』(原題)のミュージックビデオとして登場し、Webドラマ『不良に惚れたとき』(原題)出演が決定するなど、演技者としての活動に拍車をかけている。イ・チェヨンはMnetの『ストリート・ウーマン・ファイター』(原題)に出演して顔を知らせている。
メインボーカルだったチョ・ユリは、8月5日に放映終了したJTBCのドラマ『月刊家』(原題)のOST『STORY OF US』を歌った。優れた歌の実力を見せてくれただけに、ファンは新しいアルバム発売の便りを心待ちにしている。
日本に帰ったメンバーも活発に活動している。矢吹奈子と本田仁美は、HKT48とAKB48で活躍している。
デビューと同時に音楽チャート、アルバムチャート、音楽番組を席巻し、どんなガールズグループよりも華やかな2年6カ月を過ごしたIZ*ONEは、『COLOR * IZ』で正式デビューし、『La Vie en Rose』を筆頭に『Violeta』『Secret Story of the Swan』『FIESTA』『Panorama』など数多くの曲をヒットさせて、国内外の音楽ファンの熱い愛を受けた。
2019年に『PRODUCE』シリーズの不正操作が発覚して危機を迎えたが、その後もIZ*ONEの人気は変わらなかった。
初のフルアルバム『BLOOM*IZ』は販売枚数46万枚を記録し、2020年6月に発売されたミニアルバム『Oneiric Diary(幻想日記)』は50万枚を突破した。その熱い人気は今年4月の解散後まで続き、IZ*ONE再結成を目指すクラウドファンディングが行われると、30億ウォン(約3億円)を超える金額を集めたりした。
解散から4カ月が過ぎた現在、IZ*ONEメンバーたちの新しい出発が少しずつ輪郭を表わしている。
とあるK-POP関係者は、「残念ながら再結成は実現されなかったが、まだIZ*ONEに対するファンの思いがどれだけ強いかは証明されている」とし、「ソロアルバムを出すなど、1人ずつ活動を開始し、彼女たちたちが得る成績が他のメンバーの活動にも間接的な影響を与えるとみられる」と見た。
別の関係者は、「すでにスター性が実証されたメンバーたちが別々に、または一緒に、どんな活動を展開していくのか関心が集中している」と述べた。
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