“V.Iスキャンダル”に脱税疑惑のYGエンタだが、代表理事は再選。どんな人物?

2019年03月22日 話題

YGエンターテインメントのヤン・ミンソク代表理事が再選した。YGエンターテインメントは3月22日午前、ソウル麻浦(マポ)区で第21期定期株主総会を開催し、ヤン・ミンソク代表理事の再選任案件を可決した。

ヤン・ミンソク代表はヤン・ヒョンソクYG代表プロデューサーの実弟。彼は1996年にヤン・ヒョンソクPDがヤングン企画を設立した当時、会社理事職を務めた。以降、2001年にヤングン企画がYGエンターテインメントに社名を変える過程で、CEOに就任した。

ヤン・ミンソク代表は、YGをSMエンターテインメントやJYPエンターテインメントとともに、韓国3大芸能事務所のひとつに発展させた張本人といえる。延世大学の経営専門大学院修士出身であり、YGの全体的な販売およびマーケティングを統括した。マネジメントや資金問題も担当していたことで知られる。

彼は朴槿恵(パク・クネ)政権時代、文化諮問機関である「文化隆盛委員会」の委員としても活動した。2013年の朴槿恵前大統領の中国訪問当時、エンターテインメント業界の代表として使節団に含まれて話題を集めた。そんなヤン・ミンソク代表の貢献度と代わりとなる人選の難しさが、今回の再選に大きな影響を及ぼしたものと見られる。

(画像=YTN)YGエンターテインメント、ヤン・ミンソク代表理事

少なくない人々がYGの代表理事をヤン・ヒョンソクPDと思っているが、彼はプロデューサー兼大株主である。ヤン・ヒョンソクPDはYGの株式を17.62%保有している。

YGエンターテインメントは最近、所属歌手だったV.Iが社内理事を務めていたクラブ「バーニングサン」に関するスキャンダル、性接待疑惑などで警察の調査を受けており、YGエンターテインメントも国税庁の特別税務調査を受け、創業以来最大の危機に直面している。

【関連】YGエンターテインメントがまたもや“脱税疑惑”…国税庁が調査へ

YGエンターテインメント時価総額は、2月25日の8638億ウォン(約863億8000万円)から、3月21日には6438億ウォン(約643億8000万円)と、25.47%も急減した。

ヤン・ミンソク代表は株主総会に先立って、「調査に誠実に臨む。調査を通じて、より明確に事実関係が明らかになることを望む」と語った。

また税務調査、脱税疑惑などの質問には、「調査が進行中であるため、追加的に言葉を発するのは難しい」と答え、「私たちは株主の利益のために最善を尽くす。今後計画されたスケジュールを通じて、株主の価値が高上がるように努力する」と明かした。

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