日本で興行収入400億円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、韓国でも“予想外”の大ヒットを記録している。
韓国では今年1月27日に公開された映画『鬼滅の刃』は、約5カ月のロングランを経てピクサーの映画『ソウルフル・ワールド』を超え、今年最も多くの観客が選んだ作品に浮上した。
5月26日、韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、『鬼滅の刃』は5月25日の2871人を加え、累計観客動員数205万185人を記録した。これは204万7839人の『ソウルフル・ワールド』を抑え、2021年に韓国で公開された映画のなかで最多観客動員数だ。
今後は韓国で公開された日本アニメ映画の記録にどこまで迫れるかが焦点となる。歴代1位は『君の名は』の367万人で、2位は『ハウルの動く城』(301万人)だ。『鬼滅の刃』は現在、『千と千尋の神隠し』(約200万人)を超え、歴代3位となった。
韓国では今のところ、2021年公開映画の1、2位がアニメーション映画となっている。日韓関係は難しい局面が続いているものの、韓国でも“鬼滅旋風”は巻き起こっている。
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