『屋根部屋のプリンス』『太陽を抱く月』あの子役が成長…イメージ一新に成功した子役出身俳優3人

2021年04月12日 話題

『月が浮かぶ川』(原題)のキム・ソヒョン、『怪物』(原題)のヨ・ジング、『ペントハウス』のチン・ジヒ。子供の頃から視聴者の前に出ていた子役たちが、今、大人の演技者として立派に成長しながら視聴率を牽引している。

【写真】『チャングム』のあの子も!韓国で抜群の存在感を誇る「子役出身」スター

子役出身の俳優たちは子供時代のイメージが強いため、新しい演技の変身が必要だが、彼らは見事に成し遂げた。そう言い切れるほど、キム・ソヒョン、ヨ・ジング、チン・ジヒなど、子役出身の俳優たちの活躍がめざましい。

青春モノで頭角を現した女優キム・ソヒョンは、今回の『月が浮かぶ川』でカリスマ性あふれる烏丸あふれるヒロインを演じ、イメージ一新に乗り出した。キム・ソヒョンは『月が浮かぶ川』で、崩壊する高句麗の栄光を取り戻そうとする冷徹なヒロイン、ピョンアン役を演じ、アクションシーンまで消化した。

2008年、満9歳でドラマ『伝説の故郷』(原題)でデビューしたキム・ソヒョンは、『製パン王キム・タック』『屋根部屋のプリンス』などの人気ドラマに出演。特に2012年『太陽を抱く月』の悪役ユン・ボギョンの子供時代を演じ、注目を集めた。以降、『恋するジェネレーション』『仮面の王イ・ソン』『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『キスして幽霊!~Bring it on、Ghost~』をはじめ、Netflixオリジナル『恋するアプリ Love Alarm』などを通じて次世代の“ラブコメ女王”となるべく、歩みを進めている最中だ。

「子役出身はイメージの一新が必要」

(画像=KBS、JTBC)『月が浮かぶ川』のキム・ソヒョン(上)、『怪物』のヨ・ジング

とある芸能事務所関係者は、「子役俳優たちはどうしても子供の頃のイメージが強い。子役俳優が大人になった後でも、本格的なラブコメや大人っぽい役をすると、ぎこちなさが感じられたりする。一度、子役のイメージを一新させる必要があり、その部分が今後の活動を左右する」と述べた。

別の関係者も「一度、特定のイメージがつくと、それを打ち破るのは難しく、ストレスを受けたりもする。特にシチュエーション・コメディはひどく、様々なフィルモグラフィーを通じて演技の変身を試みる必要がある」と話した。

見事に成長したヨ・ジングも子役のイメージを脱皮し、今ではれっきとした成人演技者となった。

ヨ・ジングはJTBCの『怪物』で、シン・ハギュン(イ・ドンシク役)に押されない演技力を見せ、好評を受けている。ヨ・ジングは、シン・ハギュンと怪物を追跡するために秘密の協力関係を組み、ブロマンスでも注目されている。

そもそもヨ・ジングは2005年、8歳で映画『サッド・ムービー』でヨム・ジョンアの息子、パク・ヒチャン役でデビューした。彼は前出のキム・ソヒョンと一緒に出演した『太陽を抱く月』でキム・スヒョンの子役としても登場し、「チング兄」という愛称を得て大きく注目された。

2013年の映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』で、初めて完全な配役を引き受け、これまでと違った演技で子役のイメージを一新する一石二鳥の効果を得た。またドラマ版の『王になった男』では1人2役を完璧に消化し、映画の主演を務めたイ・ビョンホンに劣らない演技力と話題になった。

(画像=SBS)『ペントハウス』チン・ジヒ

子役出身のチン・ジヒも最近、韓国で放映終了した『ペントハウス』シリーズでユ・ジェニを演じて新しい姿を見せた。

『ペントハウス』シーズン1、シーズン2は、視聴率が30%近いという大ヒットしたドラマだ。『ペントハウス』のヒットに力を得たチン・ジヒも、視聴者に成長した姿を見せる機会を得た。

2003年、満4歳のときに『黄色いハンカチ』でデビューした彼女は、シチュエーション・コメディ『明日に向かってハイキック』で、わがままな小学生チョン・ヘリ役を演じて注目された。以降、映画『ブーメラン・ファミリー』『朝鮮美女三銃士』、ドラマ『言葉の温度~僕らの19歳』(原題)などに出演したが、コメディ子役のイメージを完全に抜け出すことはできなかった。

しかし今回の『ペントハウス』を通じて、女優チン・ジヒの姿を披露した。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集