パク・ボゴムとコン・ユの『徐福』、韓国版ハリウッドを代表するスタッフ“アベンジャーズ”で期待大

期待作『徐福(ソボク)』(イ・ヨンジュ監督)に、韓国を代表するスタッフが集結して期待を集めている。

『徐福』は人類初のクローン人間「ソボク」(演者パク・ボゴム)を極秘に移送するという生涯最後の任務を担うことになった情報局要員「キホン」(演者コン・ユ)が、ソボクを狙う諸勢力の追跡の中で特別な同行をし、予期せぬ状況に巻き込まれることになる作品だ。

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これまで韓国映画で扱われたことのない新鮮なキャラクターと、それに相応しいビジュアルを具現化するために、撮影、美術、衣装、音楽、武術、編集、CGに至るまで、韓国映画界を代表するトップクラスの制作陣が集結した。

名映画を手がけてきた名だたるスタッフが集結

まず『軍艦島』『アシュラ』『悪魔を見た』『グッド・バッド・ウィアード』など、躍動的でインパクトのある撮影スタイルを披露してきたイ・モゲ撮影監督が、キホンとソボクの感情を盛り込んだ叙情的なドラマから、映画的な快感が伝わるアクションシークエンスまで用いりうる多彩な撮影技法を総動員して、観客の没入感を高めるために力を注いだという。

『毒戦 BELIEVER』『観相師 -かんそうし-』『10人の泥棒たち』『下女』をはじめ、『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー美術賞候補に挙がったイ・ハジュン美術監督が、巨大な船舶内部の実験室から最先端装備が備わった安家まで、空間ごとに独特なコンセプトを設定して多彩な見どころを提供する一方、『タクシー運転手 約束は海を越えて』『弁護人』『新しき世界』『オールド・ボーイ』など、韓国映画の大きな流れをともにしてきたチョ・ヨンウク音楽監督が、それぞれの空間にユニークなコンセプトを取り入れた。

映画『徐福』ポスター

さらに、『神と共に』シリーズ『お嬢さん』『暗殺』『タチャ イカサマ師』のチョ・サンギョン衣装監督と『白頭山』(原題)『犯罪都市』『新感染 ファイナル・エクスプレス』を監修したホ・ミョンヘン武術監督、『インサイダーズ/内部者たち』『ベテラン』のキム・サンボム編集監督、『EXIT』のキム・ハンジュンVFXスーパーバイザーが参加し、映画の完成度をより一層高めている。

チーム一丸となって手がけた作品

『徐福』の演出を担当したイ・ヨンジュ監督は、「特殊効果、CG、アクションなど以前の演出作で経験しなかった部分があったため、現場では撮影監督、美術監督、照明監督、特殊効果チームなど多くのスタッフとソリューションについて悩みながら撮影に臨んだ」とスタッフに対する愛情を示した。

韓国版ハリウッドの忠武路(チュンムロ)最高のスタッフがまさに“アベンジャーズ”のように集結し、圧倒的なビジュアルと豊かな見どころを提供する映画『徐福』は、4月15日に韓国の劇場とストリーミングサービス「TVING」で公開開始だ。

また、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、モンゴルなどでは韓国と同日公開が決定しており、日本やドイツなどでも公開を準備中だそうだ。

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