韓国MBNの新時代劇『ポッサム 運命を盗む』(原題)が第1次ティーザー映像を公開した。
MBNの開局10周年特別ドラマである同作は、光海君(朝鮮時代第15代国王)治下の朝鮮時代を舞台に、ポッサム(寡婦を連れ去って再婚させること)や泥棒などを専門とするチンピラ男・バウが、翁主(王女)のスギョンを誤ってポッサムすることで繰り広げられるロマンス時代劇だ。
『パスタ~恋が出来るまで~』などを手がけたクォン・ソクジャン監督と、『ドクターズ』(1997年作)、『マイ・ラブリー・ブラザーズ』の脚本家キム・ジスと新人脚本家のパク・チョルが制作を務める。
3月5日に公開されたティーザー映像には、ポッサム屋のバウ(演者チョン・イル)と、翁主のスギョン(演者クォン・ユリ)の出会いが描かれた。クォン監督が流麗な演出で展開する美しい映像と共に、チョン・イルとクォン・ユリ(少女時代)の成功的な変身が目を引く。
チョン・イルは無造作な髪とヒゲ、低めの声でイメージチェンジを図り、時代劇初挑戦となるクォン・ユリも気品ある姿で運命に立ち向かう女性の風格を感じさせた。
ポッサムとは、婚期を逃した男が、未亡人を密かに連れ去って妻にするという朝鮮時代の風習だ。この風習のせいで思わぬ出会いを果たしたバウと翁主は、それぞれの運命に立ち向かいながら恋に落ちる。
ティーザーを通じて身分の違う2人によるロマンスの始まりを知らせた制作陣は、「時代劇ヒット必至のチョン・イルと、完璧な変身を知らせたユリなど、全スタッフと俳優が昨年から頑張って撮影に臨んでいる。たくさんの期待と関心をお願いする」と伝えた。
『ポッサム 運命を盗む』は、韓国MBNにて来る5月に放送予定。
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