元所属事務所との法的紛争が終結した歌手兼俳優のパク・ユチョンが、心境を明かした。
紛争終結直後に投稿されたSNSの言葉が注目を集めている。
パク・ユチョンは最近、自身のインスタグラムを通じて「今がとても大切で、これからは絶対に失いたくない。人も時間も」と日本語で綴った。
続けて「やはりオレは日本に住んでいるのかな。デイジーはどう思う?はいはいって」(原文まま)と付け加えた。この投稿は、パク・ユチョンが元所属事務所との法的紛争を終えた直後に掲載され、多くの関心を集めた。
法曹関係者によると、マネジメント会社LOUD FUN TOGETHER(旧HAVE FUN TOGETHER)は、パク・ユチョンおよび元所属事務所リシエロを相手取って起こしていた損害賠償請求訴訟を1月8日に取り下げた。
反訴を提起していたパク・ユチョン側も訴えを取り下げたことで、2審判決に基づくパク・ユチョンとリシエロによる5億ウォン(約5000万円)および遅延利息の支払い義務は消滅した。
これに先立ち、LOUD FUN TOGETHERは2020年から2024年末まで、パク・ユチョンの元所属事務所リシエロから、マネジメント権限を独占的に譲り受けていた。
しかしパク・ユチョンは2021年5月、LOUD FUN TOGETHERに専属契約の解除を求め、交渉が決裂すると、リシエロと共に「精算金を支払わなければ専属契約を解除できる」とする内容の公文書を送付した。
LOUD FUN TOGETHER側がこれに応じなかったため、パク・ユチョンは契約解除を通告し、別のマネジメント会社A社を通じて芸能活動を継続した。これを受け、LOUD FUN TOGETHERは同年8月、パク・ユチョンを相手取り、放送出演および芸能活動の差し止めを求める仮処分を申請し、裁判所はLOUD FUN TOGETHER側の主張を認めた。
それにもかかわらず、パク・ユチョンは裁判所の決定を無視し、A社と共に海外公演や広告などの活動を続けた。LOUD FUN TOGETHERは、パク・ユチョンとリシエロ、A社がマネジメント権限を侵害したとして、損害賠償請求訴訟を提起した。
2025年9月、1審はパク・ユチョンとリシエロが連帯してLOUD FUN TOGETHERに5億ウォンおよび遅延利息を支払うべきだと判断し、2審も1審判決を維持した。
法的にパク・ユチョンはすでに1審、2審のいずれでも敗訴しており、判断が覆る可能性は低い状況だった。そのなかで、LOUD FUN TOGETHERが最高裁の判断を待たなかった背景には、現実的な計算があったとみられる。
すでに控訴審の過程でLOUD FUN TOGETHERは、リシエロ側に対して未払い精算金4億7000万ウォン(約4700万円)を支払うよう命じる判決も同時に受けていた。
つまり、仮に5億ウォンを回収できたとしても、その相当部分を再び支払わなければならない構造が形成されていたのだ。さらに、最高裁まで続く場合の訴訟費用や時間、強制執行の実効性に対する不確実性まで考慮すれば、実益は大きくなかった。
なお、パク・ユチョンは2004年に東方神起としてデビューした。2009年にSMエンターテインメントとの専属契約の効力不存在確認訴訟を起こしてグループを脱退し、翌年からキム・ジェジュン、キム・ジュンスと共にグループJYJとして活動した。
その後、2016年に性スキャンダルに巻き込まれ、2019年には麻薬類管理法違反の容疑で起訴され、懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
◇パク・ユチョン プロフィール
1986年6月4日生まれ。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年7月、麻薬類管理法違反の容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
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