BTSファンによる寄付活動が活発だ。
大韓赤十字社の陜川(ハプチョン)原爆被害者福祉会館側は去る12月4日、「BTSのファンによるコミュニティ“走れARMY”が、544万2277ウォン(約55万円)を寄付した」と発表した。去る11月9~18日までの10日間、募金を行ったという。
「走れARMY」側は、「最近社会的に注目を集めた強制労働賠償判決や原爆問題について調べた結果、当時の原爆被害者たちが数十年経った今も苦しんでいることを知った」と明かした。
また、「強制労働および原爆の被害による苦しみを味わった人たちの安らかな生活を願って、自主的な募金活動を始めた。決して多額ではないが、我々の集めた誠意で被害者の傷を癒してほしい」と続けている。
これに対し陜川原爆被害者福祉会館のイ・ギョンジュン会長は「BTSのファンクラブの真心で集まった意義深い寄付金は、原爆被害者たちにとって大きな生活の支えとなる」とし、感謝の気持ちを伝えた。
「走れARMY」は、去る10月にも慰安婦被害者に向けて870万ウォン(約87万円)の寄付金を渡している。
(関連記事:世界中のBTSファンから元慰安婦への支援メッセージ相次ぐ)
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