世界中のBTSのファンたちが、元慰安婦に対する支援活動に乗り出している。
先日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)側は、メンバーのJIMINが“原爆Tシャツ”を着用したとしてBTSの番組出演を見送り、波紋を呼んだ。また、一部の右翼勢力はTWICEのメンバー、ダヒョンが元慰安婦を支援するTシャツを着用したと指摘し、嫌韓ムードを作っている。
その一方、世界中のBTSファンからは、元慰安婦への支援の輪が広がっている模様だ。
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先日、約100人のBTSファンが元慰安婦の保護団体「ナヌムの家」に寄付を行った。ファンの国籍はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、オーストリア、インドネシアなど、さまざま。
彼らは、今回の騒動をきっかけに第2次世界大戦当時の日本の植民地支配や、慰安婦問題、韓国での旭日旗掲揚問題など、日韓の歴史的葛藤を知ったという。
また、「私はBTSの代わりに寄付した。この歴史は必ず人々に刻まれなければいけない。そうすることで私たちは残酷な歴史が繰り返されないように学び、共に成長できるのだ」といったメッセージを残すなど、元慰安婦に対する支持を表明した。
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