突然この世を去った韓国の第1世代ユーチューバー、解剖の結果「犯罪の疑いはない」…持病の可能性も

2025年09月09日 ニュース

韓国の第1世代ユーチューバーである「大図書館」こと、ナ・ドンヒョンさんが突然この世を去ったことと関連し、国立科学捜査研究院が一次解剖の所見を示した。

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先立ってナ・ドンヒョンさんは9月6日午前、ソウル広津(クァンジン)区の自宅で亡くなっているのが発見された。享年46歳。

約束の場所に現れず連絡も取れなかったことから、知人の通報を受けて出動した警察と消防当局により発見された。現場で“メモ”は見つからなかった。

生前、心臓に関する痛みを訴えていたことから持病の可能性が取り沙汰され、正確な死因を明らかにするため解剖が行われた。

9月8日、ソウル広津警察署によると、国立科学捜査研究院は「他殺などの犯罪の疑いはない」という一次の口頭所見を警察に伝えたという。警察は持病による死亡の可能性を残しており、最終的な解剖鑑定書を受け取った後、捜査を終える予定だ。

故人の知人たちは、生前に彼が心臓の痛みを訴えていたと証言している。

突然の訃報は、ファンや仲間のクリエイターたちに大きな衝撃を与えた。弔問が始まって2日目の9月8日も追悼の列が続いており、元妻のユムデン(本名イ・チェウォン)と故人の妹がその傍らを守っている。

ユムデン(左)とナ・ドンヒョンさん
(写真提供=OSEN)ユムデン(左)とナ・ドンヒョンさん

ナ・ドンヒョンさんとユムデンは2015年に結婚したが、2023年に協議離婚で夫婦関係を整理した。当時、ナ・ドンヒョンさんは「互いの人生に集中するための選択だった」とし、円満な別れであることを強調していた。

2011年からインターネット配信で本格的にゲーム配信を始めたナ・ドンヒョンさんは、「一人で配信する」というコンセプトでゲームプレイと機知に富んだ解説を披露した。これは当時のインターネット配信とは一線を画すスタイルであり、罵声のないクリーンな放送を志向し、インターネット配信の大衆的なイメージ改善に大きく貢献したと評価されている。

ゲーム配信やYouTubeコンテンツで新しい道を切り開き、144万人のチャンネル登録者を抱えた彼は、韓国インターネット放送の第1世代を代表する存在だった。

業界内外からは追悼の声が相次いだ。ゲーム系ユーチューバーのキム・ソンフェは供花を送り「最初の道を切り開いた方の足跡を忘れない」と伝え、タレントのハ・リスやお笑い芸人アン・ヨンミもそれぞれ哀悼の意を表した。

ナ・ドンヒョンさんの出棺は9月9日午前8時に厳かに行われ、埋葬地は仁川(インチョン)・満月山の薬師寺だ。突然この世を去った彼の不在は、ファンと仲間に長く深い悲しみを残すことになった。

(記事提供=OSEN)

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