MAMAMOOのファサが、ソロアーティストとして確固たる地位を築くきっかけとなった“恩人”について語った。
8月8日に韓国で放送された音楽番組『LIVE WIRE』(Mnet)には、ラッパーのロコが出演し、インドネシアのライジングスターFeby Putriとのコラボ曲『No Where』を披露。Feby Putriは今回が韓国のテレビ初出演となり、大きな話題を呼んでいる。
審査員のチョン・ジェヒョンは「神秘的な雰囲気でとても良かった。夕暮れ時に聴きたい美しい曲」と絶賛。ロコは「以前からインドネシアのミュージシャンとコラボしたいと思っていて、Feby Putriさんの声があまりに素晴らしかったので直接連絡を取った」と語り、「この『LIVE WIRE』のステージを一緒に作るため、韓国に招いた」と舞台裏を明かした。
さらにロコは、“リアル親友”でもあるファサ(MAMAMOO)とのステージでも注目を集めた。「よく会って食事したりしていたけど、最近はファサがツアーなどで忙しく、しばらく会えていなかった。久しぶりに顔を見たくて呼んだ」と共演の理由を説明した。
これにファサは、「ロコオッパ(お兄さん)と一緒に歌った『Don’t Give It to Me』が再生回数1億回を突破した。ソロでの地位を築けたのもロコオッパのおかげ」と感謝の気持ちを語った。
また、スタジオではチョン・ジェヒョンのリクエストを受け、2人が『Don’t Give It to Me』を即興でデュエット。1億回再生の伝説を生んだ圧巻のコンビネーションに、観客からは大きな歓声が上がった。
ファサといえば、2023年に大学祭で行ったダンスパフォーマンスが一部団体により、「公然わいせつ」として告発される騒動に発展したことがある。最終的に不起訴となったものの、その“ギリギリを攻める”彼女独自のスタイルは度々話題となる。
そんなファサが今回、信頼するロコとの再共演を通じて改めて見せたのは、スキャンダルに惑わされることなく音楽で勝負するアーティストとしての揺るがぬ姿だった。
(記事提供=OSEN)
◇ファサ プロフィール
1995年7月23日生まれ。2014年、4人組ガールズグループMAMAMOOの最年少メンバーとしてデビュー。グループではボーカルとラップを担当。『Piano Man』『Um Oh Ah Yeh』『Decalcomanie』『Yes I am』『Dingga』『AYA』など、数多くのヒット曲で高い影響力を見せつけた。2019年には『TWIT』でソロデビュー。ステージで見せる個性的で、洗練されたパフォーマンスが話題になることが多い。
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