俳優のチョン・イルが、約3年ぶりにドラマ作品に出演する。
8月6日、ソウル某所でKBS2の新ドラマ『華麗なる日々』(原題)の制作発表会が開催された。
現在・過去・未来、人には誰しも“華麗な日々”がある。そんな日々を描いたファミリードラマの本作は、『オー・マイ・ビーナス』『黄金の私の人生』『浮気したら死ぬ』などを手がけたキム・ヒョンソク監督と、『いとしのソヨン』『TWO WEEKS』『TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~』の脚本家ソ・ヒョンギョンが再びタッグを組んだ意欲作だ。
『グッジョブ』以来、約3年ぶりのドラマ復帰となるチョン・イルは、仕事も恋も完璧なイ・ジヒョクを演じる。リーダーシップとユーモア、華やかなビジュアルを兼ね備えた男だが、試練や人生のどん底を味わいながら、本当の幸せを見つけていく。
なお、チョン・イルは27歳の時に脳動脈瘤の診断を受けていたことでも知られている。若くして健康上の不安を抱えるなか、それでも変わらず第一線で俳優として活動を続けてきた姿は、多くの視聴者の共感と支持を集めてきた。
KBS週末ドラマ枠初出演となる本作だが、同枠の“前任”『トクスリ5兄弟をお願い!』(原題)が視聴率20%超えで終了しただけに、プレッシャーもあるはずだ。
これについて彼は、「前作が好評だった分、プレッシャーよりも感謝の気持ちが大きい。いいエネルギーを引き継ぎたい」と語り、「KBSに戻るのは16年ぶりで、加えて3年ぶりのドラマでもあるので、演技への渇望はとても大きかった。ソ・ヒョンギョン作家とは『私の期限は49日』という作品で縁がある。今回、また素晴らしい作品の提案をいただけたので、命懸けで撮影に臨んでいる」と思いを明かした。
さらに「監督と脚本家が思い描いたキャラクター像や物語を把握しながら、自分とのシンクロ率もどんどん高まっていると思う。今は“イ・ジヒョク”として生きて演じているので、ぜひ視聴者の皆さんにご覧いただき、評価していただければ」と語った。
注目の新ドラマ『華麗なる日々』は、8月9日20時より放送開始。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・イル プロフィール
1987年9月9日生まれ。2006年に公開された映画『静かな世界』で俳優デビューし、同年に韓国の地上波MBCの人気シットコム『思いっきりハイキック』に出演し、お茶の間でもその名を知らせた。2016年に社会服務要員として兵役に突入し、2019年11月に除隊している。除隊後まもなくして時代劇ドラマ『ヘチ 王座への道』で21代王の英祖(ヨンジョ)を熱演し、華麗な復帰を遂げた。
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