NHKの総合テレビで毎週日曜日に絶賛放映中のドラマ『ヘチ 王座への道』に主演した俳優のチョン・イルウが、脳動脈瘤の判定を受けていたことを明かした。
4月18日に放送されたMBN『もっと食べて行け』(原題)に、少女時代のユリとゲスト出演したチョン・イルは、「2006年にMBC『思いっきりハイキック』のオーディションを受けた後、交通事故で4カ月間、病院に入院していた。ただ『思いっきりハイキック』監督には大丈夫だと嘘をついて撮影した。1年以上撮影していたで、 コンディションがすごく悪くなり、その後は1年以上休んだ。その期間、手首を痛め関節炎になった。非常に残念だった」と語った。
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チョン・イルの話はそれで終わらなかった。
「26歳の頃、撮影中に頭痛がひどくて検査を受けた。その時、脳動脈瘤の判定を受けた。 血管が風船のように膨らんで爆発すると脳出血になる病気だ」と明かし、「若かったのでとても衝撃的で、家の外に1カ月間出られなかった。 時限爆弾のようにいつ死ぬか分からないという強迫観念があった」と告白した。
チョン・イルはさらに、「20代序盤の頃、とても行きたかった旅行がスペインのサンティアゴ巡礼の旅だったが、病気を患ってからそこへ行った。とても辛かったから、何も考えられない。単純な生活パターンの繰り返しで、数十人と一緒に寝る。目的地が同じだったから、すぐ親しくなった。人々と遠慮なく気楽に過ごせたから、俳優としての重圧を下ろすこともできた。これまでとは違って、現実を楽しむことができるようになった」と、サンティアゴへの旅の思い出も明かした。
最後にチョン・イルウは「働くたびに選択をしなければならないが、最近は“自分自身と妥協してはならない”と思うようなった。目の前にあるからといって妥協せず最大限努力しようとしている」と明かし、今後の俳優生活への誓いを新たにした。
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