人気ガールズグループKARAのメンバー、パク・ギュリの元恋人であるソン・ジャホが代表を務める「PICAプロジェクト」側が、パク・ギュリが実質的に金銭的な補償を受け取ったと主張するなか、パク・ギュリの所属事務所が口を開いた。
【写真】パク・ギュリ、財閥3世の恋人と2ショット7月22日、あるメディアは「パク・ギュリが投資損失後にソン・ジャホ代表から6000万ウォン（約600万円）を現金で補償され、コイン（仮想通貨）売却を通じて実際に収益も得ていた」とするPICA側のソン・ヘジュン代表の主張が盛り込まれたインタビューを報じた。
これに対して、本サイト提携メディア『OSEN』がパク・ギュリの所属事務所であるBIGBOSSエンターテインメントに関連する立場を問い合わせたところ、事務所側は「個人的なことなので確認が難しい」との立場を示した。
ソン・ジャホは、ソン・スンホン元トンウォン建設会長の長孫で、韓国の財閥3世だ。2000年生まれの彼は、1988年生まれのパク・ギュリより12歳年下であり、2人は2019年10月に熱愛説が浮上し、交際を認めた。
その後、2021年7月にソン・ジャホが飲酒運転で摘発され、物議を醸し、最終的に2人は破局することとなった。
しかし、ソン・ジャホが2023年に仮想通貨関連の特定経済犯罪加重処罰法違反容疑で拘束されると、その余波がパク・ギュリにも及んだ。交際当時、ソン・ジャホの会社でキュレーター兼最高広報責任者として働いていたパク・ギュリは、破局後であるにもかかわらず、この事件で参考人調査を受けた。
パク・ギュリは、仮想通貨を通じた収益は一切なかったという立場を示しており、7月16日にソウル南部地方裁判所で開かれたPICAコイン詐欺事件の公判に証人として出廷した。このときも、彼女は「違法なコイン事業や相場操作などには一切関与しておらず、仮想資産そのものについてもまったく知らなかった」と強調したとされている。
しかし、PICA側はメディアとのインタビューを通じて、パク・ギュリの主張を全面的に反論した。
ソン・ヘジュン代表は「パク・ギュリは上場廃止後、6000万ウォン全額をソン代表から現金で返金されており、交際当時に受け取った高額なプレゼントまで含めると、総額1億ウォン（約1000万円）相当の金品を提供された」と主張した。
また、パク・ギュリがソン・ジャホに「入金日はいつ可能ですか」と尋ねたメッセージの内容と、「ありがとう、気にかけてくれて」という返信を根拠に、補償金を受け取った状況があったと主張した。
PICA側は、パク・ギュリが主張する「コイン収益とは無関係」という立場にも反論した。ソン・ヘジュン代表は「ソン・ジャホとパク・ギュリの会話内容によると、パク・ギュリは約2600万ウォン（約260万円）相当の売却代金を直接受け取っており、『入金後すぐに送金した』というパク・ギュリの主張とは明確に異なる」と述べた。
これに関連し、パク・ギュリの所属事務所に立場を再び問い合わせたが、「確認できない」との慎重な立場が伝えられた。
（記事提供＝OSEN）
◇パク・ギュリ プロフィール
1988年5月21日生まれ。1995年に子役としてデビューし、2007年にKARAのメンバーとして本格的に音楽活動をスタートさせた。女優に転向した2016年からは、ドラマ『蒋英実』『恋の花が咲きました』、映画『2つの恋愛』『サヨナラの伝え方』『Beautiful Food』『Revive by TOKYO24』などで安定的な演技を披露しながら女優としてのキャリアを積んでいる。
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