急性骨壊死と診断され手術を受けることになったBoAが、約5年ぶりとなるフルアルバムをリリースする。
BoAの11thフルアルバム『Crazier』は、タイトル曲「Crazier」を含む全11曲で構成され、8月4日18時に各種音楽配信サイトを通じてリリースされる。
今回のアルバムは、2020年に発表された『BETTER』以来、約5年ぶりとなるフルアルバムであり、デビュー25周年を記念して発売されるアルバムであるだけに、長年BoAを応援してきたファンにとっても特別なプレゼントとなる見込みだ。
また、BoAは今回のアルバムを通じて、ダンス曲から感性的なバラードまで多様なジャンルの楽曲はもちろん、自ら作詞・作曲に参加した自作曲も収録。これまでも『Only One』、8thフルアルバム『Kiss My Lips』、3rdミニアルバム『Forgive Me』、シングル『Emptiness』などを通じてプロデューサーとしての力量を証明してきたBoAは、今回のアルバムでも彼女ならではの音楽的カラーを色濃く反映させた。
BoAの新しいフルアルバム『Crazier』は8月4日にCDでも同時発売され、7月17日からは各種オンライン・オフラインのアルバム販売店で予約販売が始まる。
なお、BoAの所属事務所SMエンターテインメントは7月15日、「BoAは最近、悪化した膝の痛みにより病院を訪問したところ、手術的治療が必要な急性骨壊死との診断を受け、病気の進行を防ぐため、無理な身体活動やダンスなどのパフォーマンスを控え、早期に手術を行うべきだという医師の所見に従い、手術を決定した」と発表した。
その影響で、8月30日と31日の両日に予定されていたBoAのコンサートは中止が決まった。
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。
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