WINNERソン・ミノがラッパーとしてカムバック。「ずっと夢だった」【インタビュー】

2018年12月02日 K-POP

「幼い頃の夢が実現するようだ」 

K-POPボーイズグループWINNERのソン・ミノがアイドルではなく、ラッパーとして帰ってきた。

韓国のヒップホップオーディション番組『SHOW ME THE MONEY シーズン4』(Mnet)への出演や、ソロシングル『Body』のリリース、iKONのBOBBYとのコラボユニット・MOBB(MINO&BOBBY)としての活躍を通して、ラッパーとしての実力を発揮しているソン・ミノ。

11月26日には自身初のソロアルバム『XX』をリリースし、音楽センスを存分に披露している。

ソン・ミノは「初めてのソロアルバムだ。収録曲は12曲で、WINNERとは一味違った印象に仕上がっている。幼い頃から一人のラッパーとして音楽を奏でることが夢だった」と明るく笑った。

(写真提供=YGエンターテインメント)

収録曲の作詞、作曲はすべて自ら手掛けたという。さらに、ミュージックビデオのコンセプトからアルバムのパッケージデザイン、プロモーションの方向性に至るまで、一通りの制作過程を通じてセルフプロデュースも積極的に行った。

「ラッパーのソン・ミノとして形を残さなければならないというよりは、一曲ごとのコンセプトに忠実だった。愛の歌、別れの歌、そしてヒップホップ調の曲を盛り込んでいる。

アルバムタイトルの『XX』には、特定の意味にとらわれることなく、それぞれの解釈をしてほしいという期待が込められている。どんな曲で楽しませようかと考え、選りすぐりの12曲を収録した。

しかし、僕自身もそうだが一度に10曲以上を聴くのは、いくら好きな歌手であってもつらい。フィーチャリングを控えてなるべく自分の声だけで曲を作っていたこともあって、曲の順序を何度も変えたりして悩んだ」

特に、1970年代にヒットした韓国の歌謡曲『昭陽江の乙女』をミックスしたリード曲『FIANCÉ』は、“ヒップホップ”と“懐メロ”が絶妙に絡み合い、人気を集めている。

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