切ない思いをにじませキム・ヘスが追悼…「放浪食客」「さすらいのシェフ」と愛された料理研究家、4周忌

2025年06月12日 ニュース #キム・ヘス

「放浪食客」「さすらいのシェフ」として親しまれた料理研究家イム・ジホさんの4周忌を迎え、女優キム・ヘスが変わらぬ思いを伝えた。

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キム・ヘスは6月12日、自身のインスタグラムに「イム・ジホ先生、4周忌…」というコメントとともに、生前の故人の姿を収めた写真を投稿した。

公開された画像には、大きな鍋から立ち上る湯気のなかで料理に集中するイム・ジホさんの姿が収められていた。キム・ヘスは、故人の最後のドキュメンタリー作品『ディアスポラの食卓』を紹介する投稿も併せて掲載し、切ない思いをにじませた。

(画像=キム・ヘスInstagram)

2人の縁は、SBSの教養番組『よく食べてよく生きる方法、食事なさいましたか?』で始まった。

キム・ヘスは、イム・ジホさんがこの世を去った後、毎年命日に追悼のメッセージを送り続けている。1周忌には直接故人の埋葬地を訪れ、「とても恋しいです。愛しています、先生」と綴り、2周忌と3周忌にもSNSを通じて変わらぬ思いを表現してきた。

「放浪食客」という愛称で広く知られたイム・ジホさんは、40年以上にわたって国内外を巡り、自然の恵みを活かした独創的な料理を披露してきた自然料理の研究者だ。決まったレシピに頼らず、独自の哲学に基づいた料理を創作し、人工調味料を使わず自然の味を引き出すことで知られていた。

イム・ジホさん
(写真=映画『飯情』スチール)イム・ジホさん

その功績が認められ、2006年には外交通商部長官表彰を受けている。

また彼は、活発な放送活動を通じて視聴者にも親しまれた。『よく食べてよく生きる方法、食事なさいましたか?』のほか、『イ・スンギのチプサブイルチェ』や『ジャングルの法則』『もっと食べていけ』など多くの番組に出演した。

さらに、自身の人生と料理哲学を描いたドキュメンタリー映画『飯情』では、観客に深い感動を与えた。

イム・ジホさんは2021年6月12日、心臓麻痺により享年65歳で突然この世を去った。

◇キム・ヘス プロフィール

1970年9月5日生まれ。韓国・釜山出身。中学3年生のときにCMモデルをはじめ、1986年に映画デビュー。以降、映画やドラマで数々の賞を受賞。1999年に主演したドラマ『グッキ』は、2006年に日本のNHK-BS2でも放映されたことも。主な出演作にドラマ『オフィスの女王』『シグナル』、映画『10人の泥棒たち』『コインロッカーの女』『修羅の華』『国家が破産する日』『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』など。

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