第21代大統領選挙が6日後に迫るなか、韓国芸能界には“政治色注意報”が出されている。
そんななか、ガールズグループNMIXXのベイとソリュンの慎重な行動がネットユーザーの注目を集めた。
ベイとソリュンは5月27日、NMIXXの公式YouTubeチャンネルを通じて「睡眠に良いペ・ジンソル（ベイの本名）ライブ。特別ゲストを見逃したら後悔するよ」というタイトルでライブ配信を行った。
ライブ配信でベイとソリュンは、ファンと親しげに交流。さまざまな話題で盛り上がるなか、「愛嬌」に関する話が出ると、ベイは「私も軽くつつかれたら自然と愛嬌が出てきたらいいのに」と話した。
それを受けてソリュンがベイの肩を軽くつつくと、ベイは顔に手を当ててウインクしながら「うん？」という愛嬌を見せた。
ベイの反応の早さにソリュンは思わず笑い出し、その後もベイの“愛嬌タイム”が続いた。ベイは指でVサインを作り、目元に当てて舌足らずな声を出したかと思えば、両手でVサインをしながら再び愛嬌を披露。しかし途中で両手の指をすべて開いたり、さまざまなジェスチャーを試みたりした末に「だめだ、Vしちゃだめ」と言って頭を抱え、笑いを誘った。
このベイの行動は、目前に迫った大統領選挙を意識したものと見られている。
大統領選挙や国会議員選挙などの選挙シーズンになると、アイドルをはじめとする芸能人たちは投票を促す一方で、特定の政党を支持していると誤解されたり、不要な論争を避けたりするために数字や色の表現に注意を払う傾向がある。
最近では、ZEROBASEONEのキム・テレが「韓国に来ました」と報告しながらVサインをした自撮りを投稿したところ、「あ、そうだった。今の時期は（所属事務所から）Vサインは控えるように言われてた」と述べ、自らのミスを認めた。
また、使用していた青いスマートフォンの色についても「中和させないと」と、機転の利いた対応を見せていた。
aespaのカリナも、5月27日にSNSに投稿した写真が物議を醸した。
日本の街中で赤いウィンドブレーカーを着ており、胸元には「2」の数字が書かれていた。カリナはこの写真をすぐに削除したが、6月3日の大統領選挙を前に、特定政党の候補者を支持していると解釈されかねない服装だったことから、論議を呼んでいる。
（記事提供＝OSEN）
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