韓国のベテランお笑いタレント、イ・ギョンシルが所有する高級マンションが、返済不能による競売手続きに入ったことが明らかになった。
不動産競売専門企業「ジジオークション」によると、イ・ギョンシルが所有する専有面積293㎡(約89坪)のマンションが、5月27日にソウル西部地裁で競売にかけられる予定だという。開始価格は25億5000万ウォン(約2億5500万円)とされている。
この物件は、イ・ギョンシルが2007年に14億ウォン(約1億4000万円)で購入したもの。しかし、不動産を担保に借りた資金の返済が滞ったことから、任意競売が申請されたと見られている。
登記簿には、A氏名義で債権最高額18億ウォン(約1億8000万円)の根抵当権が設定されており、A氏は2023年9月に13億3000万ウォン(約1億3300万円)の返済を求めて裁判所に競売を申し立てた。専門家は「築50年以上の物件で、通常の売買も難しい地域的な事情が背景にある」と分析している。
イ・ギョンシルは現在、息子のソン・ボスンとともにバラエティ番組『朝鮮の恋人たち』に出演中。最近では、息子がユーチューブ事業のために2000万ウォン(約200万円)を借りたエピソードが話題となった。
また、イ・ギョンシルは再婚18年目となる現在も、事実婚の関係を続けている。「婚姻届を出していないのは、夫の配慮によるもの」と、過去に語っていた。
一方で、元夫による暴力事件や、現在のパートナーが関わったとされる性的加害疑惑などが再び取り沙汰され、家族を巡る私生活にも注目が集まっている。
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