JYJ出身のパク・ユチョンが損害賠償金未払いに関連した監置裁判で、不処罰の判決を受けたことについて、被害を主張した女性の弁護士が立場を明らかにした。
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被害を主張している女性の法律代理を務めるイ・ウンウィ弁護士は4月23日、SNSに長文を掲載した。
イ弁護士は「監置裁判が開かれたのは、債務者パク・ユチョンが弁済努力どころか、その意思も明らかにせず、執行申請をした手続きの結果で、パク・ユチョンが財産明示申請に対する裁判所の命令を無視したからだ」と主張した。
続いて「この事件を調整で終えたことを後悔しているところだ。国がしてくれない処罰に代わって賠償を受けるべきと言い張ったのは私だ」とし、「被害者が長時間の判決確定を待つことなく、常識的な意味とある程度の賠償がなされればと判断したからだった。しかし間違っていた」と述べた。
イ弁護士は、「パク・ユチョンは一般的な常識レベルの弁済をしなかった。彼を常識レベルで判断したことが間違っていた。しかし監置裁判には出席した。拘束されるのが嫌だったようだ。そういうところは厚かましい」とし、「再び法廷や捜査機関で会うことがないように、早くお金を払ってくれ。私たちも彼との縁をすぐに切って、無関心になりたい」と付け加えた。
最後にイ弁護士は、「財産をわざと処分して無資力と開き直るのであれば、債務逃れで告訴する」と強調した。
パク・ユチョンは4月22日14時、議政府(ウィジョンブ)地裁・第24民事単独の審理で行われた監置裁判に出席した。
監置裁判とは、債務者が正当な事由なく財産明示期日に欠席したり、財産目録の提出を拒否したりした場合に行われる裁判のこと。裁判結果に基づいて債務者を一定期間、留置場や拘置所などに収容することもできる。
先立ってパク・ユチョンは2016年、ソウル江南(カンナム)のカラオケや自宅のトイレで女性を性的暴行したとの容疑で、4人の女性から相次いで提訴された。いずれも嫌疑なしの処分を受けたが、パク・ユチョンはその過程で性的暴行の被害を主張した女性Aさんを名誉毀損で告訴した。
だがAさんも最終的に無罪判決となり、2018年12月にはパク・ユチョンを相手に損害賠償請求訴訟を提起。パク・ユチョンは裁判所から5000万ウォン(約500万円)をAさんに支払うよう調停案を受けたが、賠償せず、最終的にAさんが2019年12月にパク・ユチョンに対して財産明示申請を提起した。
しかしパク・ユチョンはそれにも応じず、今回の監置裁判が開かれることとなった。
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