歌手のジェジュンが、サセンファン(=私生活まで追い回す過激なファン)によってつらい思いをした過去を明かした。
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4月29日に韓国で放送されたバラエティ番組『靴を脱いでドルシン・ファーマン』(原題、SBS)には、ジェジュンがゲスト出演した。
番組でジェジュンは、サセンファンに付きまとわれた恐怖体験を赤裸々に語った。
ジェジュンは、「夜になると家に入ってきたり、とにかくどうにかして侵入してくるんです。あまりにストレスがひどくて、高層階に引っ越しました。そうしたら、前の棟の同じ階にまで引っ越してきて、ずっと私を見ていたんです。高層階に住んでいても景色を一度も見たことがありません。常にカーテンを閉めていたから。地下1階みたいな部屋に移ったこともありますが、今度は上から覗かれる。木を植えたら、その反対側から乗り越えて不法侵入してきました」と語り、共演者たちを驚かせた。
さらに、「まだドアロックが普及していない時代でした。写真付きメールが次々と届くんです。自宅の中での私の後ろ姿、私がいないときの寝室、浴室、キッチン…。その人が家の中を自由に歩き回っていたんです。本当に怖かったです」と明かした。
続けて、「一度は寝ているときに、金縛りにあったのかと思い目を開けたら、黒髪の女性が私の頭の上に立っていたんです。最初は夢かと思って、また目を閉じました。すると、唇に何かが触れる感覚がして…。他のメンバーがその場を見て悲鳴を上げました。マネージャーが警察に通報しましたが、(その女性は)注意だけで釈放されたそうです」と話し、スタジオは騒然となった。
ジェジュンは、「いつも安全じゃないと感じていたし、家にいても不安でした。思い出すだけでゾッとします。当時は社会全体が“芸能人なら我慢するべき”という風潮でした」と振り返った。
また、「僕は車を7~8台持っていました。物欲で買ったわけじゃなくて、外出するたびにファンが車を覚えて尾行してくるので、知られていない車を買っていたんです。わざと私の車にぶつけてくる人もいました。保険会社や警察が来るまで顔を見ようとして。あるときは、私の車が横転したこともありました。後ろからサセンファンのタクシーが猛スピードで追ってきたのを避けようとして、横転してしまったんです」と語り、深刻な実情を明かした。
「事故で車から這い出たんですが、身を隠していると、遠くから誰かが私を見ているんです。笑いながら、その様子を写真に撮っていたんですよ」と話し、聞いていた出演者も言葉を失った。
(記事提供=OSEN)
◇ジェジュン プロフィール
1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc~en~CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。2023年に芸能事務所iNKODEエンターテインメントを設立し、2024年10月にデビューした7人組ガールズグループSAY MY NAMEのプロデュースを務めている。
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