歌手パク・ボラムさんが突然この世を去ってから、早くも1年が経った。
パク・ボラムさんは2024年4月11日に死去した。享年30歳。
その日、彼女は京畿道・南楊州(ナミャンジュ)市にある知人宅でお酒を飲んでいたところ、トイレに行ったまま戻らず倒れていた。
これを発見した知人が119番と警察に通報し、救急隊が病院に搬送したが、同日23時17分ごろに死亡が確認された。
デビュー10周年の記念すべき年に若いパク・ボラムさんが突然亡くなったため、その死因をめぐって、“極端な選択”から他殺説まで様々な憶測が飛び交い、議論を呼んだ。
警察は具体的な死因を確認するため、遺族の同意を得て国立科学捜査研究院に解剖を依頼した。最終的な解剖結果の報告書には、パク・ボラムさんが死亡当時、肝硬変や脂肪肝などによる病気で健康状態が良くなかったことが記されており、急性アルコール中毒以外の死因は確認されなかった。
パク・ボラムさんは当時、女性の知人2人と共に焼酎を1本ほど分けて飲んだとされている。
突然の悲報から4カ月後の2024年8月7日には、パク・ボラムさんのデビュー10周年アルバム『The Last Song』が家族と仲間たちの要請によって発売された。
1994年3月1日生まれのパク・ボラムさんは、2010年の『スーパースターK2』に出演し、繊細な歌唱力で多くの愛を受けた。その後、2014年に『BEAUTIFUL』で正式デビューして音源チャート1位に上がり、特有の歌唱力で人気を博した。その後も『CELEPRETTY』『Will Be Fine』『I Can’t』『Do as I Like』などの曲を発表した。
パク・ボラムさんの1周忌を迎え、ファンの間では今も彼女を懐かしむ声が絶えない。
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