タレントのチョン・ヒョンムが、インスタライブ中の不適切発言について謝罪した。
その場にいなかった女性タレント、パク・ナレを話題に出し、軽率な発言をした点についてだ。
チョン・ヒョンムは4月9日、「インスタライブ配信に関する正式な謝罪が遅れてしまった」「ライブ中に無用に話題にしてしまったナレ(パク・ナレ)には、放送直後にすぐ謝罪の気持ちを伝えた」とインスタグラム上で謝罪した。
続けて「不快に感じたであろう状況にもかかわらず、寛大に受け止めてくれたナレに、改めて申し訳なく、感謝していると伝えたい」と述べた上で、「本人がいない場で名前を出したこと、そしてその前に酔った状態で軽率に配信を行ったことの両方が、明らかに間違っていた行動だった」と反省の意を表した。
最後には「不快な思いをされたすべての方に、心からお詫び申し上げます。親しい人だからこそ、もっと思いやりを持って接しなければいけなかった。深く反省しています」と締めくくった。
チョン・ヒョンムに先立ち、生配信に同席していたBoAも、ファン向けプラットフォームWeverseに謝罪文を掲載している。「私の軽率な言動と未熟な姿により、不快な思いをされたすべての皆さまにお詫び申し上げます」とし、「本人がいない場で名前を出し、礼を欠いた発言をしたことについてパク・ナレさんに謝罪し、寛容に受け入れてくださったことに感謝します」と綴った。
またBoAは、長年支えてくれているファンに向けても謝罪。「至らない私を長く応援してくださったファンの皆さまを失望させてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語り、「今回の出来事をきっかけに、自分自身を見つめ直し、これからは言葉一つ、行動一つが持つ重みを忘れず、成熟した姿をお見せできるよう努力します」と述べた。
騒動の発端は4月5日。チョン・ヒョンムが「人生初のライブ配信」として、自宅からインスタライブを実施した際の出来事だった。この配信にはBoAも同席しており、ファンからチョン・ヒョンムとパク・ナレの熱愛説に関する質問が寄せられた。これに対しBoAは、「付き合わないと思う。付き合えるはずがない。オッパ(お兄さん。ここではチョン・ヒョンムのこと)がもったいない」と発言。酔った状態だったことに加え、親しい間柄ゆえの冗談だったとはいえ、「軽率すぎる」との批判がネット上で噴出。
当時、2人はリラックスした様子で酒を飲みながら会話を交わし、親しさをアピールしていたが、結果として不適切な発言が注目されるかたちとなった。
近年、芸能人がSNSを通じてファンと積極的に交流する機会が増えているが、「公の場であることを自覚すべき」とする指摘も根強い。SNSがファンとの架け橋となる一方で、その言動には責任が伴うという点を、本人たちも改めて意識すべきだという声が上がっている。
(記事提供=OSEN)
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