急逝した女優キム・セロンさんをめぐる“未成年交際疑惑”で物議を醸す俳優キム・スヒョンが本日（3月31日）、緊急記者会見を開く。
キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは3月31日、「最近のことでご心配をおかけして申し訳なく思う。記者の方々に直接お目にかかり、お話しするために場を設けた」とし、本日16時30分よりソウル市内某所で緊急記者会見を開くことを発表した。
同会見にはキム・スヒョン本人と、ゴールドメダリストの法律代理人を務める法務法人LKB＆パートナーズのキム・ジョンボク弁護士が出席する予定だ。
ただ、記者会見は2人による声明発表があるのみで、報道陣との質疑応答は行われない。
事務所は「予め了解いただきたいお伝えごととして、声明表明以外に別途の質疑応答の時間はない点について、深い了解をお願いしたい」と説明している。
この会見は、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」が提起した疑惑が発端となっている。
「カロセロ研究所」は先日、キム・セロンさんが未成年だった頃からキム・スヒョンと交際していたこと、さらにはゴールドメダリストがキム・セロンさんに対し約7億ウォン（日本円＝7137万円）の返済を求める内容証明を送った後、キム・セロンさんが心理的な負担を抱えていたと主張した。
この主張にゴールドメダリストは「虚偽事実だ最も強力な法的対応をする」と反論したが、以降も「カロセロ研究所」はキム・スヒョンとキム・セロンさんのツーショット、キム・スヒョンがキム・セロンさんに宛てたとされる手紙を公開するなどし、キム・スヒョンの“未成年者との交際疑惑”が「事実」であると主張していた。
その後、ゴールドメダリストは「カロセロ研究所」に加え、キム・セロンさんの遺族、そして「キム・セロンの叔母」と名乗る氏名不詳者A氏を、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反（カメラ等を利用した撮影物の頒布等）の疑いで追加告発した。
そんななか、3月27日にはキム・セロンさん遺族の法律代理人を務める法務法人ブユのプ・ジソク弁護士が記者会見を開き、キム・スヒョンが未成年のキム・セロンさんと交際したことを示す新たな証拠を公開した。
この証拠によると、キム・スヒョンは2016年、当時17歳（満16歳）だったキム・セロンさんとメッセージアプリ「カカオトーク」でやり取りをしていた。
キム・スヒョンは、キム・セロンさんから「チュッ（キス音の表現）」と送られると「あとで実際にしてね」と返したり、「会いたい会いたい」「いつ君を抱いて眠れるかな」などと彼女に送ったりしていた。
また、キム・セロンさんがキム・スヒョンに宛てたとされる手紙の内容も公開。「私たちが一緒に過ごした時間は、だいたい5～6年くらいだったみたい。オッパは私の初恋で、最後の恋でもあった」「私の初恋が、世界が崩れた」といった表現が綴られていた。
現在も「カロセロ研究所」は、キム・スヒョンがキム・セロンさんに送ったとされる女性物のアンダーウェアを着用したマネキンが映った動画などを公開し、暴露を続けている。
これまで「カロセロ研究所」らの主張を「虚偽事実」とし、一貫して沈黙を貫いてきたキム・スヒョン。本日午後の会見では一体どのような発言をするのだろうか。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』（KBS）で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
■キム・スヒョン、過去の衝撃発言「41歳のときに21歳と結婚したい」
前へ
次へ
