消えるキム・スヒョン、“12歳下未成年手なずけ”疑惑でG-DRAGONの冠番組が対応…歌唱動画非公開に

2025年03月17日 番組

12歳年下のキム・セロンさんに対する“グルーミング(手なずけ)疑惑”が取り沙汰されるなか、俳優キム・スヒョンの出演シーンが非公開となった。

【写真】キム・スヒョン、キスしたのは未成年だった?

3月17日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、G-DRAGONの冠バラエティ番組『Good Day』(MBC)は、キム・スヒョンの歌唱シーンを含むフルバージョン映像などをユーチューブ上で非公開に変更したという。これは、キム・セロンさんの死をめぐる未成年時の交際疑惑に対する世論の悪化を受けた対応とみられる。

キム・スヒョンは16日、キム・セロンさんの訃報が伝えられた直後、YouTubeチャンネル『カロセロ研究所』の主張により、彼女の死の最も大きな要因として指摘された。カロセロ研究所や遺族によると、キム・スヒョンはキム・セロンさんが未成年だった2015年から2021年まで6年間交際していたとされる。2人の年齢差は12歳。

さらに、2022年にキム・セロンさんが飲酒運転事故を起こし、活動休止後に生活苦に陥った際にも、事故処理のために借りた7億ウォン(約7000万円)の返済を迫ったと主張された。

キム・スヒョン側の反論と混迷する事態

これにキム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは「これは明白なデマであり、最も強力な法的対応を取る」と表明。しかし、カロセロ研究所の暴露は止まらなかった。ゴールドメダリスト側は、明確な証拠を基に公式声明を発表する予定だったが、渦中のキム・スヒョンが精神的に不安定な状態になっているため、カロセロ研究所や遺族の主張に全面反論するのは難しいとの立場を示した。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

ゴールドメダリストによると、キム・スヒョンがキム・セロンさんと交際していた時期は未成年ではなく、また、彼女の債務についても全額を貸倒金として処理し、その後一度も返済を要求していないと説明している。

問題渦中での『Good Day』収録がさらなる炎上を招く

このような騒動の最中、キム・スヒョンは13日に『Good Day』の収録に参加し、さらなる批判を招いた。制作会社TEOは、「キム・スヒョンの収録参加は決定していたが、彼の出演シーンは削除することを前提に、他の出演者と極力接触しない形でレコーディングおよび撮影を行った」と説明。

また、『Good Day』は海外でも放送・配信されており、翻訳作業が必要な都合上、放送日の1~2週間前に収録されるため、直前の編集が困難だったと釈明。その影響で、キム・スヒョンが出演した第5回の放送は通常より10分短縮され、内容の精度も十分ではなかったと説明した。

『Good Day』制作陣は「出演者をめぐる論争が続く限り、番組の本来の目的や、ともに歩んできた出演者の思い、視聴者の愛も傷つく可能性があると判断した」とし、「2月18日に収録された『Good Day総会』の映像は今後6~7回にわたって放送予定だが、キム・スヒョンの出演部分は最大限カットする方針」と発表した。

遺族への配慮を示しつつも立場の違いを主張

キム・スヒョン、キム・セロンさん
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン(右)、キム・セロンさん

一方、キム・スヒョンは相次ぐカロセロ研究所の暴露に対し、「キム・セロンさんの母親の立場が明らかになったことも確認しました。娘を失った母親が言葉にできないほどの悲しみを抱えておられることに対し、どのような言葉をもってしても慰めにはならないと考えます。故人が経験した痛みに対し、深い悲しみと遺憾の意を表します」とコメント。

その上で、「しかしながら、母親の主張の中には、私たちの立場とは異なる点もあるように思われます。また、まだ知られていない事実もあると考えています」と述べた。

「この問題について公の場で論争を繰り広げることは、故人の名誉を回復しようとされた母親や故人自身にとっても、適切ではないと判断しました」とし、「弊社の経営陣が直接お会いし、十分な説明を差し上げたいと考えております。いつでもゴールドメダリストのオフィスへご連絡いただければ幸いです」と遺族に伝えた。

(記事提供=OSEN)

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。

◇キム・セロンさん プロフィール

2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。

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