俳優のパク・ボゴムがMCを務める音楽番組への意気込みを語った。
3月11日、ソウル・KBSアートホールで、音楽番組『THE SEASONS―パク・ボゴムのカンタービレ』(原題、KBS2)の制作発表会が行われた。
この日の制作発表会には、パク・ボゴムをはじめ、バンドマスターのチョン・ドンファン、チェ・スンヒPD、ソン・ジャヨンPD、チェ・ジナPDが出席した。
『THE SEASONS』は、KBSの深夜音楽番組として初めてシーズン制を導入し、2023年2月の『パク・ジェボムのドライブ』を皮切りに、『チェ・ジョンフンの夜の公園』、『AKMUのLAST GOODBYE』、『イ・ヒョリのレッドカーペット』、『ZICOのアーティスト』、『イ・ヨンジのレインボー』と続いてきた。
これまで各シーズンごとに異なる音楽ジャンルや個性を持つMCが、アーティストと視聴者をつなぐ架け橋の役割を果たしてきた。
第7シーズンのMCに抜擢されたのは、『THE SEASONS』史上初の俳優MCとなるパク・ボゴムだ。前シーズンのMCを務めたイ・ヨンジは、「『THE SEASONS』のMCなら、aespaの『Supernova』を必ず踊らなきゃいけません。ぜひ練習してきてください」とアドバイスしていた。
これに対し、パク・ボゴムは「ヨンジさんは以前、別の番組でも『ボゴムさん、あなたは国宝です』と言ってくれたことがあるんです。応援してくれて本当に感謝しています」とし、「aespaの『Supernova』、今ここで踊ってみましょうか?(笑)」と冗談交じりに答え、笑いを誘った。
さらに、「ヨンジさんほど上手には踊れませんが、今度、ダンスの特訓を受けるべきでしょうか(笑)」とユーモアたっぷりに語った。
また、パク・ボゴムは「これまで素晴らしいゲストを迎え、番組を引っ張ってこられた歴代MCのような経験やスキルは、まだ自分には足りないと感じています。それでも、この機会を逃したら、K-POPを発信できるチャンスがもう無いかもしれないと思ったんです。そして何より、視聴者の皆さんやファンの方々に、もっと自分の姿をお見せしたいという気持ちが大きかったです。最近公開されたNetflixドラマ『おつかれさま』や、これから始まる『カンタービレ』を通じて、皆さんにお会いできる機会が増えたことがとても幸せです」と率直な思いを語った。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍有名俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。2022年4月に兵役義務を終えて除隊した。
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