ガールズグループNewJeans(NJZ)のメンバーたちが、所属事務所ADORはすべての芸能活動を制限しようとしていると主張したなか、ADORが立場を明らかにした。
3月6日、ADORは「ADORは『企画会社地位保全および広告契約締結など禁止の仮処分』が進行中の状態で、NewJeansが新曲リリース、大規模海外公演の予告など、活動を拡大したため、やむを得ず仮処分申請の趣旨を拡張した」と明らかにした。
続けて、「これは活動を制約しようとしているのではなく、“ADORとともに”“契約を守りながら”芸能活動をともにしようという趣旨だ」とし、「すでに表明した通り、公演主催側を圧迫したことはなく、報復措置として申請の趣旨を拡張したわけではまったくない」と強調した。
また、ADORは「明日法廷でアーティストのさまざまな誤解に対して明確に釈明し、数多くの構成員が待っているADORがNewJeansの企画会社であるという判断を仰ごうと思う」と伝えた。
先立って、同日NewJeans(NJZ)のメンバーたちはSNSを通じて「ADORは去る2月11日、仮処分申請の趣旨を拡張し、広告だけでなくNJZの作詞、作曲、演奏、歌唱など、すべての音楽活動とその他すべての付随する活動まで禁止してほしいと要請した」と主張した。
なお、NewJeansはADORとの専属契約解約を宣言。2月に新しいグループ名NJZを発表し、新しいSNSアカウント開設などの活動を展開し、香港で開催される「ComplexCon Live」への出演を予告した。
以下、ADORの声明全文。
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ADORは「企画会社地位保全および広告契約締結など禁止の仮処分」が進行中の状態で、NewJeansが新曲リリース、大規模海外公演の予告など、活動を拡大したため、やむを得ず仮処分申請の趣旨を拡張いたしました。
これは活動を制約しようとするものではなく、「ADORとともに」「契約を守りながら」芸能活動をともにしようという趣旨です。
すでに立場を表明した通り、公演主催側を圧迫したことはなく、報復措置として申請の趣旨を拡張したものではまったくございません。
ADORは明日法廷でアーティストのさまざまな誤解について明確に釈明し、数多くの構成員が待っているADORがNewJeansの企画会社だという判断を仰ぎたく存じます。
◇NewJeans(NJZ)プロフィール
2022年7月22日にミュージックビデオを公開し、「NewJeans」として電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートイン。所属事務所ADORとの紛争のなか、2025年2月7日にグループ名を「NJZ」に変更すると発表した。
■“NewJeans(NJZ)メンバーの姉”が盗作疑惑に謝罪も「認めたわけじゃない」と主張
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