NewJeans(NJZ)のダニエルの実姉で知られるシンガーソングライターのオリビア・マーシュが、盗作疑惑に関する新たな声明を伝えた。
オリビアの所属事務所Amplifyは2月26日、公式声明を通じて「24日に当社が配布したオリビア・マーシュと関連した声明で多くの誤解と議論が提起されたので、これに対する事実関係を正すために再び声明をお伝えする」と伝えた。
これに先立ち、Amplifyは24日に「オリビア・マーシュが13日にリリースしたタイトル曲『Backseat』が、アイザック・ダンバーの『onion boy』と似ているという議論が起きた。当社は実際に2曲を比較した結果、アイザック・ダンバーの主張に一理があると解釈した」という内容の声明を発表。
さらには「当社は今回のことを教訓に内部システムをチェックし、今後このような事態が二度と発生しないよう綿密に検討する。改めてアイザック・ダンバーに頭を下げて謝罪し、今回の事態で失望したファンの方々にも心から謝罪の言葉を申し上げる」と伝えたことで、「オリビア・マーシュが盗作を事実上認めて謝罪した」という報道がなされた。
今回の声明でも、事務所は「オリビア・マーシュのタイトル曲『Backseat』がアイザック・ダンバーの『onion boy』と似ているという主張に一理があると判断し、クリエイターに対する尊重を基に、クレジット修正など諸般の業務を進めていると明らかにした経緯がある。事実関係の確認後、類似性が認められ、このことに責任がある作曲家たちをクレジットから除外し、アイザック・ダンバーを登載した」と説明。
ただし、盗作疑惑については「2曲が一部類似性があると判断し、アイザック・ダンバーの権利を認めたという意味であり、オリビア・マーシュの盗作を認めるという内容ではなかった」と強調した。
続けて、「当社のアーティストはトラックを受け取り、トップライン及びデモ用の歌詞作業、楽器編成とボーカル作業などをともにした。このような過程で、アーティストと事務所は当該の作曲家たちが『onion boy』の一部をリファレンスとして使用した事実を伝えられなかった。アルバム制作過程においてこれをしっかり確認できなかったことに対し、アーティストと当社は責任を痛感しており、これに対する責任を果たすため、アイザック・ダンバー側と疎通して問題を解決した」と付け加えた。
そして、「アーティストはクリエイターとしてアイザック・ダンバーが感じたであろう喪失感に共感し、謝罪のメッセージを送った。アイザック・ダンバーもまた、自身のトラックを再加工して作業した人々に問題を提起したのであって、アーティストを特定したわけではないと謝罪した。当社はすでに明らかにしたように、アイザック・ダンバーと円満な合意を終え、原作者の権利が保障されるよう作曲持分に対する協議、クレジット登録など必要な諸般の業務を終えた。これと同時に、現在の状況を引き起こした作曲家に対する今後の措置も検討している」と伝えた。
事務所は最後に、「今回のことに関して、当社は事実関係を正し、アーティスト保護に最善を尽くす」と呼び掛けていた。
オリビア・マーシュは2000年9月26日生まれの24歳。昨年10月16日にデジタルシングル『42』でデビューしたシンガーソングライターで、新作として今年2月13日に1st EP『Meanwhile』をリリースした。NewJeans(NJZ)のメンバー、ダニエルの5歳年上の姉としても知られている。
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