NewJeans(NJZ)元マネの「職場内いじめ」主張は嫌疑で終結、その理由と会社側の言い分は?

2025年02月25日 話題 #NewJeans

NewJeans(NJZ)の元マネージャーA氏が、所属事務所ADORのキム・ジュヨン代表を相手取り職場内でのハラスメントを訴えた件について、韓国の雇用労働庁は「嫌疑なし」と判断し、調査を終了した。

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2月24日、現地報道によると、韓国雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)傘下のソウル地方雇用労働庁は、A氏がキム代表に対して申し立てた職場内いじめの調査を行った結果、「証拠が不十分で判断が困難」として、行政処理としての結論を「嫌疑なし」としたことが明らかになった。労働庁は、A氏の提供した資料だけでは職場内いじめの事実を認定するには不十分だと判断したという。

騒動の背景

NewJeans
(写真提供=OSEN)NewJeans

A氏は2023年11月29日、NewJeansがADORとの契約解除を宣言したあと、ADORを通さず広告スポンサーと直接接触していたとされる。この事実を知ったADORはNewJeansメンバーとの契約が依然有効であることを強調し、A氏の行為を「会社への背信行為」と見なしたと伝えられている。

その後、2023年12月にA氏は「ADORが退社の要求を受け入れず、ノートPCを返却するまでの約3時間、自分を不当に拘束し、個人の携帯電話の提出まで強要した」と主張。これを不当な職場環境として雇用労働庁に訴えた。

ADORの主張と今後の展開

一方、ADORは本件について、「マネージャーが雇用主に無断で直接クライアントと連絡を取り、NewJeansとブランド間で直接契約を結ぶよう働きかけていた」と主張した。さらに、「A氏自身もそのようなコミュニケーションを行ったことを認めている」として、「これはアーティストの専属契約違反を助長する重大な背信行為である」と反論している。

NewJeansとADORの対立が泥沼化するなか、ADORが提起した「専属契約の有効性確認訴訟」の初公判(4月3日)で大きな進展を見せる可能性がある。この訴訟の結果次第が、両者の関係に大きな影響を与えることになるだろう。

◇NewJeans(NJZ)プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開し、「NewJeans」として電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートイン。所属事務所ADORとの紛争のなか、2025年2月7日にグループ名を「NJZ」に変更すると発表した。

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