頼もしい内助から投票督励まで。韓流スターたちが総選挙のために動き出した。
来る4月15日、韓国では第21回国会議員選挙が行われる。そんななか、スターたちもそれぞれの方法で選挙を迎えている。
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国民の権利であり、義務である投票に多くの人が参加するよう呼びかけるスターもいれば、出馬する家族のために応援に乗り出したスターもいる。
タレントのユ・ジェソクやパク・ナレ、俳優チョン・ウソン、チョン・ヘイン、チュ・ジフン、歌手チャン・ユンジョン、ソン・ガインなど、約40人のスターがひとつのプロジェクトに集結した。
3月16日から公開されている投票督励キャンペーン「よく選んでよく投票しよう」だ。
未来のための投票を督励する趣旨のプロジェクトで、スターたちもノーギャラ、いわゆる“才能寄付”で快く参加している。
このプロジェクトは、特定の団体を持たずスターとプランナー、プロデューサー、記者など多様な人々が集まって行われ、中央選挙管理委員会が後援している。MBCの『私は一人で住んでいる』、JTBCの『夜トッケビ』などを演出したEチャンネルのイ・ジソンPDが演出を引き受けた。
「よく選んでよく投票しよう」は、過去2017年の大統領選挙当時の「0509チャンミ・プロジェクト」と、2018年の全国同時地方選挙当時の「613投票して笑おう」に続く、第3の投票督励キャンペーンといえる。
以前のキャンペーンにはコ・ソヨン、イ・ビョンホン、ハン・ジミン、パク・ソジュンなどの大物スターが参加して大きな話題となった。それらプロジェクトは、実際に大統領選挙の投票率を引き上げるうえで貢献したとの評価を受けている。
出馬する家族のために奮闘するスターもいる。
女優シム・ウナは、夫である未来統合党チ・サンウク候補のために、久しぶりに姿を現した。
90年代のトップスターだったが、引退し、しばらく顔を見ることができなかったシム・ウナは去る4月5日、ソウルのとある大型教会遊説でチ・サンウク候補と登場し、翌6日には城東(ソンドン)区の市場を訪問したりした。
シム・ウナは発言しなかったが、未来統合党のジャケットとマスクを着用し、市場の商人たちとも会話を交わした。特にシム・ウナは変わらない美貌を誇り、話題となった。先立ってシム・ウナは、20代国会議員選挙当時もチ・サンウク候補の選挙遊説に登場したことがある。
タレント兼女優のパク・ジョンスクも“内助の女王”の1人といえる。
パク・ジョンスクの夫、未来統合党イ・ジェヨン候補が出馬したからだ。パク・ジョンスクは2016年、イ・ジェヨン候補を支援するために協力したことがある。
そのときパク・ジョンスクは、出演した『宮廷女官チャングムの誓い』のキャラクター(中宗の王后、文定王后)のように韓服を着て選挙運動に登場し、積極的に応援したことがある。それだけに今年もどんな協力をするか注目されている。
俳優ユ・オソンは、兄の未来統合党ユ・サンボム候補のために奮闘している。ユ・オソンは公式選挙運動の開始後、ユ・サンボム候補と一緒に地域住民と会い、積極的に支援射撃をしている。
スターを家族に持つ候補者たちは、その効果を着実に得ている。スターが持つ良いイメージによって候補者の認知度が高まっているという評価だ。
ただ副作用もないわけではない。
政治に関連する活動であるため、スターたちへの好き嫌いが分かれたり、彼らの発言や姿が問題になったりすることもある。そのためスターたちも家族のための応援を慎重に行っているように見える。
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