『チャングム』イ・ヨンエが35年ぶりに演劇出演、映画・ドラマで活躍する役者が演劇に続々出演のワケ

2025年02月25日 話題

近年、ドラマや映画で活躍している俳優たちの演劇出演が増えている。

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『宮廷女官チャングムの誓い』(03)などで知られる女優イ・ヨンエが、32年ぶりに演劇出演となる。作品は、『ヘッダ・ガーブレル』だ。

イ・ヨンエの舞台復帰作『ヘッダ・ガーブレル』とは?

本作はノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンによる戯曲で、社会的制約と抑圧の中で自由を求める女性の心理を描いた作品。イ・ヨンエは主人公ヘッダ・ガーブレル役を演じ、気品あふれる外見と複雑な内面を表現する。

2025年5月にLGアートセンターで上演される予定で、彼女にとっては1993年の舞台『ジャージャー麺』以来、実に35年ぶりの演劇出演となる。

映画・ドラマ俳優が舞台に進出するワケ

ヘッダ・ガーブレル
(画像=LGアートセンター)『ヘッダ・ガーブレル』キャスト

韓国では近年、イ・ヨンエのように映画やドラマで活躍していた俳優たちが演劇に挑戦するケースが増えている。例えば、女優のハン・ジウンは今年、ドラマ『星たちに聞いてみて』『スタディグループ』、映画『ヒットマン2』に続き、演劇『Anna X』に出演。多彩な作品に挑戦しながら、演技の幅を広げている。

演劇界への影響— 俳優と観客の新たな出会い

ドラマや映画で親しまれている俳優たちにとって舞台は、演技力を磨く場となる。一方、観客にとっては、スクリーンでは味わえない俳優の新たな一面を間近で体験できる貴重な機会となる。

こうした流れは、演劇界にも新たな活力をもたらしており、映画やドラマとは異なる“生の演技”の魅力が再評価されるきっかけにもなっている。イ・ヨンエの舞台復帰を皮切りに、今後、さらに多くの俳優が演劇の舞台に挑戦する可能性が高まっている。

◇イ・ヨンエ プロフィール

1971年1月31日生まれ。1990年にCMでデビュー。2003年のドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムを演じ、日本でも人気を博す。2008年に在米韓国人の実業家チョン・ホヨンと結婚し、2011年に双子を出産した。主な出演作は映画『JSA』(2001年日本公開)、『親切なクムジャさん』(2005年日本公開)、『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(2020年日本公開)、ドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』『調査官ク・ギョンイ』など。

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