東方神起やJYJのメンバーとして活動した歌手兼ミュージカル俳優のキム・ジュンスから約9000万円を恐喝した30代の女性配信者に実刑が言い渡された。
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2月6日、議政府（ウィジョンブ）地裁・刑事11部（オ・チャンソプ部長判事）は、特定経済犯罪加重処罰法上の恐喝容疑で拘束起訴された30代女性A氏に懲役7年を言い渡した。
議政府地裁は判決に関して、「被告人は被害者との私的な対話を録音して写真を撮り、関係が疎遠になると金品を恐喝した。被告人がすべて認めており、関連する証拠すべてが有罪と認められる」と伝えた。
また、「犯行手法、期間、被害金額などを見ても罪質が良くない。被害者が経済的、精神的被害を受け、厳罰を嘆願している」と説明した。
去る1月15日に行われた公判で、検察は「被告人はSNSで被害者を脅迫し、金銭を要求する方法で被害者から計101回にわたり、計約8億4000万ウォン（日本円＝約9000万円）を恐喝した」とし、A氏に懲役7年を求刑した。
韓国のオンライン動画配信プラットフォーム「AfreecaTV（現SOOP）」で配信者として活動していたA氏は、2019年にキム・ジュンスと知り合った。
その後、2020年9月から2024年10月まで約4年間、計101回にわたりジュンスを脅迫し、計8億4000万ウォン相当の金品を脅し取った容疑がある。
A氏はキム・ジュンスと知り合った後、彼との会話内容などを録音し、データをSNSに流出させると脅迫。これを防ぐ代価として金品を要求したという。
A氏は麻薬類投薬の代金を用意する目的で犯行に及んだことがわかっている。
ジュンスの所属事務所パームツリーアイランドは同事件に際し、「A氏はキム・ジュンスが芸能人だという理由でこのような脅迫を続けた。大衆の視線を悪用し、被疑者もキム・ジュンスにいかなる過ちがないことを認知しながらも、彼が芸能人という立場を悪用しようと、このような行為を止めずにいた。今回の事件で、キム・ジュンスは明白な被害者だ」と訴えていた。
（記事提供＝OSEN）
◇キム・ジュンス プロフィール
1986年12月15日生まれ。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJ、そしてミュージカル俳優として活動。優れた歌唱力と完成度の高いパフォーマンスは圧巻で、ミュージカル界で確固たる地位を固めている。2019年には韓流文化の拡散や人気に貢献した者に与えられる「韓流文化大賞」を受賞した。
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