2月1日、30周年記念エディションとして観客のもとへ戻ってきた日本映画『ラブレター』が、公開からわずか1か月で観客動員数10万人を突破した。
1995年に誕生した名作『ラブレター』は、今回の30周年エディションを通じて20代の観客と交流して新たな世代との意義深い出会いの場を作り上げた。
公開5週目を迎えた『ラブレター』は着実に観客動員数を伸ばし10万人を達成。独立系アート映画としては今年公開された映画作品の中で初めて10万人を突破したとなり、観客動員数1位を記録した。この成果は、韓国でますます厳しくなる独立系アート映画市場の中で異例の成功として評価されている。
『ラブレター』30周年エディションは、これまで数多く行われた『ラブレター』の再上映の中でも観客動員数で1位となり、2025年のメガボックス単独公開作品ランキングでも1位を記録し、新たな歴史を刻んでいる。
4050世代(40~50代)と分類される『ラブレター』の初期ファン層ではなく、これまで作品名だけを知っていた20代の観客の爆発的な反応によって達成された今回の10万人突破は、小規模な映画が劇場市場に新たな可能性を示したとも言われている。これは、今後さらに多くの名作が劇場で観客を獲得するきっかけとなることが期待されている。
配給会社ウォーターホール・カンパニーは、10万人突破について「最初の公開当時、3万人が再び映画を観てくれるだけでも幸運だと思っていました。しかし、既存のファンと新たな世代の観客が新規ファン層として流入し、観覧ブームの大きなエネルギーとなりました。『ラブレター』の成功が、他の小規模映画の劇場観客動員にもポジティブな影響を与えられれば嬉しいです」とコメントした。
前へ
次へ