1年でいくつものK-POPアイドルグループが誕生する近年。成功するグループはほんの一握りだ。
しかし、成功してもメンバーの脱退や活動休止などで事実上の解散となるグループも多い。
アイドルとして活動した者たちは演技者やモデル、歌手など引き続き芸能界で活躍する人が多く目につくが、今回は芸能系から引退したメンバーたちを紹介する。
2012年にAOAメンバーとして芸能界デビューし、歌手、女優として活動していたが、2019年に脱退。その理由について、グループのリーダーだったジミンにいじめられたためだと主張し、波紋が広がった。結局、この暴露騒動によってジミンが脱退したほか、AOAは事実上の解散となった。
昨年夏、とあるYouTubeチャンネルで「芸能人という職業が好きで、自分とよく合うと思う」と言っていたが、彼女が選んだのは美容皮膚科のカウンセラーだった。
1月15日、自身のインスタグラムに「以前からとても成し遂げたかった新しい夢と目標を持って、最近、2つの資格を取得した」と明らかにし、「今日、皮膚科の相談室長としてやりたかったことができるようになった」と、美容皮膚科の相談室の室長として勤務する予定」と公表した。
美しさを売りにしていた元アイドル、クォン・ミナは、これからは誰かの美しさをサポートする側としてセカンドキャリアを歩む予定だ。
ミナと同じく、2012年にAOAメンバーとして芸能界デビューしたユナはミュージカル俳優や女優としても活躍したが、2021年1月1日、所属事務所FNCエンターテインメントとの契約満了と同時に退社し、AOAも脱退した。
その翌月、ヨガインストラクターの資格を取得。
2024年8月、ソウル・江南(カンナム)にヨガ・ピラティス教室「ivory studio」をオープンし、自身もインストラクターとして活躍している。
経営もインストラクターとしての活動も成功し、セカンドキャリアが成功した元アイドルの一人だ。
ハルは2018年、韓国人と日本人と中国人で構成されたガールズグループNATUREのメンバーとしてデビューした。日本デビューを果たしたり、新大久保の会場でもライブをしたりと日本活動も多かったが、2024年4月27日に解散を発表した。
解散発表前日4月26日、ハルのキャバクラ勤務疑惑が浮上。その3カ月後、事実を認め、謝罪文を公開した。
当時流出したキャバクラ店のTikTok(ティックトック)のアカウントで「今はダンススタジオを設立するための資金をためるために、キャバ嬢として働いています」と自己紹介していたハル。2024年8月からKPOPダンススクール「NO1.」でK-POPダンス講師として生徒たちにダンスを教えたり、日本全国でワークショップという形でダンスを教えに行ったりしている。
2024年12月31日、ダンススクールのSNSを通じて「少しでも早く皆さんに良い環境でKPOPを楽しんでいただくために、ダンススタジオを立ち上げる夢を叶えたいです!必ず叶えます!」と意気込みを伝えた。
このように、セカンドキャリアを歩む元アイドルたちの“花道”に注目が集まる。
■【画像】K-POP女性アイドルにデビュー勧めた日本成人女優とは?
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