LE SSERAFIMの所属事務所とILLITの所属事務所が、“NewJeansの母”ことミン・ヒジン氏を相手に提起した訴訟が本日(1月10日)より始まる。
【比較画像】「NewJeansのコピー」とされたILLIT、どこまで似てるのか
1月10日午後、ソウル西部地裁・第12民事部では、LE SSERAFIMの所属事務所SOURCE MUSICとILLITの所属事務所BELIFT LABがミン・ヒジン氏相手に提起した盗作疑惑の名誉毀損訴訟の初公判が行われる。
ミン・ヒジン氏は昨年4月に開いた緊急記者会見で、LE SSERAFIMがNewJeansよりも先にデビューしたことでHYBEのパン・シヒョク議長との対立が深まったと主張。また、BELIFT LABがILLITを企画する過程で、NewJeansのコンセプトなど全般を盗作したと主張した。
これに対し、SOURCE MUSICは「公の場で事実ではない内容及び無礼な表現とともに、他アーティストの実名を尊重せずに取り上げる昨今の事態に深い遺憾を表し、今後このようなことが繰り返されないことを強力に要請する」と主張。そして昨年7月、ミン・ヒジン氏を相手に名誉毀損、業務妨害及び侮辱疑惑により被った被害に対する5億ウォン(日本円=約5700万円)台の損害を賠償せよという趣旨の訴訟を提起した。
またBELIFT LABも、「ILLITのブランディング戦略とコンセプトは2023年7月21日に最終確定し、内部で共有された経緯がある。情報提供者がいわゆる“企画案”を送ってきたのはその後の2023年8月29日付で、時点上、ILLITのコンセプトに影響を及ぼすことはできない」とし、ミン・ヒジン氏を相手に20億ウォン(約2億2158万円)の損害賠償訴訟を提起した。
対するミン・ヒジン氏も、BELIFT LABのキム・テホ代表及び実務陣を名誉毀損などの容疑で告訴した状態だ。
昨年11月、ミン・ヒジン氏の法律代理人を務める法務法人セジョンは、「BELIFT LABのキム・テホ代表、チェ・ユンヒョク副代表、ホ・セリョン、イ・ガジュンなどを情報通信網法上の名誉毀損などの容疑で龍山(ヨンサン)警察署に告訴した。併せて、BELIFT LABに50億ウォン(日本円=約5億5150万円)の損害賠償を請求する訴訟を提起する」と伝えた。
ミン・ヒジン氏は現在、昨年4月より経営権奪取などの疑いでHYBEと対立している。昨年11月にはADORの社内取締役を辞任し、完全にHYBEと決別した。ただ、最近はネット関連機器メーカー「DAVOLINK」のパク・ジョンギュ会長と関連した投資疑惑が話題を集めている。
(記事提供=OSEN)
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