沈黙を10日間も貫いたのは違約金を恐れて?SHINee・キー、“タイミングを選んだ謝罪”に不信感がつのるワケ

2025年12月18日 話題 #SHINee

医師免許を持たない「注射おばさん」による違法施術疑惑をめぐり、SHINeeのキーが11日ぶりに謝罪文を発表したなか、その謝罪のタイミングを巡ってさまざまな憶測が広がっている。

【全文】キー、親交あった…“タイミングを選んだ謝罪”

騒動が持ち上がった直後ではなく、アメリカツアーの日程の大半を消化した後に立場を明らかにしたためだ。

キーは最近、パク・ナレを取り巻く、いわゆる「注射おばさん」騒動の過程で、当該人物との親交をうかがわせる状況が明らかになり、説明を求められてきた。しかしキーは、特段の立場表明をしないまま、約10日間にわたって沈黙を続けた。

その間、キーは4度目となるソロツアー「2025 KEYLAND : Uncanny Valley」のアメリカ公演を予定通り進行させた。

ロサンゼルスを皮切りに、オークランド、ダラス・フォートワース、ブルックリン、シカゴ、シアトルまでツアーを行い、この日程のため、レギュラー出演していたバラエティ番組『私は一人で暮らす』や『驚きの土曜日』の収録にも参加しなかった。

騒動のさなかだった12月8日に行われた『私は一人で暮らす』のスタジオ収録も、事前調整の末に欠席していたことが伝えられ、「海外日程を優先したのではないか」という見方も浮上した。

キー
(写真提供=OSEN)キー

その後、12月17日になってキーは沈黙を破り、自ら謝罪文を公開した。

「さまざまな話題でご心配をおかけした点について、心よりお詫び申し上げる」とし、「新たに知った事実に混乱し、戸惑い、立場を整理するのに時間がかかった」と説明した。また「自分はこのような出来事とは距離を置けると自負していた考えが、かえって周囲を見渡せなくさせた」と頭を下げた。

しかし、ファンや世間の反応は分かれている。

特に、同じグループのメンバーであるオンユも、「注射おばさん」のSNSにサイン入りCDが掲載され、論争が起きた当時、「2022年4月に知人の勧めでA氏が勤務する新沙洞(シンサドン)所在の病院を初めて訪れたが、当時は病院の規模などを考えると医療免許をめぐる問題について認識するのは難しかった」と、比較的早い段階で立場を明らかにしていた。

それと対比され、キーの“遅い釈明”に疑問を投げかける声も出ている。

一部では、「ツアーの途中で謝罪すれば違約金や公演への支障が生じる可能性があるため、すべての日程を終えた後に立場を示したのではないか」という疑念まで慎重に提起されている。もっとも、これについてキー側は具体的な言及をしていない。

普段から率直で歯切れの良いイメージで支持されてきたキーであるだけに、今回の沈黙がかえって逆効果だったという評価も少なくない。結果的にキーは、謝罪とともに放送活動の中断を宣言し、事態の収拾に乗り出したが、謝罪のタイミングを巡る論争は簡単には沈静化しそうにない。

◇キー プロフィール

1991年9月23日生まれ。本名キム・キボム。15歳のときに受けたSMエンターテインメントの全国ツアーオーディションに参加し、8000人の中からたった一人合格。大邱(テグ)市出身で地元の高校に通っていたため、毎週末200km以上離れたソウルの事務所まで通いながら練習生時代を過ごした。歌やダンスはもちろん、演技やMCでも才能を発揮しており、さらにはファッションアイテムのリメイクも得意。SHINeeのコンサートでは実際に衣装のデザインを手掛けるなど、音楽の分野にとどまらない多彩な魅力で人気を集めている。

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