SHINeeのキー側が、活動を休止したタレントのパク・ナレに違法な医療施術を行った疑いが持たれている、“点滴師”との親交説について説明した。
所属事務所のSMエンターテインメントは12月17日、公式コメントを通じて、「キーは知人の紹介を受け、イ某氏(点滴師)が勤務している江南区所在の病院を訪れた際、初めてその人物を医師として認識した」と明らかにした。
SMエンターテインメントは同日、「キーはその後も当該病院で診療を受けてきたほか、最近、病院を訪れることが難しい状況の際には、数回にわたり自宅で診療を受けたことがある」と説明した。
「これは、イ某氏を医師だと認識しており、本人からも特段の説明がなかった状況で、自宅で診療を受けることが問題になるとは考えられなかったためだ」としている。
また、「キーは最近、イ某氏をめぐる医療免許問題を通じて、彼が医師ではなかったという事実を初めて知り、大きな混乱を感じており、自身の無知を深く反省している」とし、「そのため、本件の重大性を重く受け止め、現在予定されているスケジュールおよび出演中の番組については降板することを決定した」と伝えた。
これに先立ち、パク・ナレが韓国内の正式な医師免許を持たない点滴師A氏から違法に医療施術を受けていたとの疑惑が提起された。この過程で、A氏のSNS上にキーと長年にわたる親交をうかがわせる投稿が確認され、論争が拡大していた。
SMエンターテインメントの公式コメント全文は以下の通り。
◇
こんにちは。SMエンターテインメントです。
当社所属アーティスト・キーに関してお伝えいたします。
まず、海外ツアーの日程および活動に関連し、複数の関係者との調整が必要な状況であったため、迅速に公式見解を示すことができなかった点について、心よりお詫び申し上げます。
キーは知人の推薦を受け、イ某氏が勤務する江南区所在の病院を訪れ、この人物を医師として初めて認識しました。
キーはその後も当該病院で診療を受けてきましたが、最近、病院訪問が困難な状況の際には、自宅で数回診療を受けたことがあります。これは、イ某氏を医師だと認識しており、本人からも特段の説明がなかったため、自宅で診療を受けることが問題になるとは考えられなかったためです。
キーは最近、イ某氏をめぐる医療免許問題により、彼が医師ではなかったという事実を初めて認識し、大きな混乱を感じており、自身の無知を深く反省しています。
そのため、本件の重大性を重く受け止め、現在予定されているスケジュールおよび出演中の番組からは降板することを決定しました。
改めて、ファンの皆さまをはじめ、すべての方々にご心配をおかけしたことについて、心よりお詫び申し上げます。
◇キー プロフィール
1991年9月23日生まれ。本名キム・キボム。15歳のときに受けたSMエンターテインメントの全国ツアーオーディションに参加し、8000人の中からたった一人合格。大邱(テグ)市出身で地元の高校に通っていたため、毎週末200km以上離れたソウルの事務所まで通いながら練習生時代を過ごした。歌やダンスはもちろん、演技やMCでも才能を発揮しており、さらにはファッションアイテムのリメイクも得意。SHINeeのコンサートでは実際に衣装のデザインを手掛けるなど、音楽の分野にとどまらない多彩な魅力で人気を集めている。
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