違法視聴にとどまらず、違法グッズまでもが販売されている。中国でのことだ。
韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は1月7日、「多くのネットユーザーズンによる情報提供で知ることとなった。中国の様々なオンラインショッピングモールを検索してみた結果、違法グッズが販売されていることが確認できた」とSNSで報告した。
ソ教授が指摘したのは、去る12月26日にシーズン2が配信開始した『イカゲーム』の違法グッズのことだ。
続いてソ教授は「『イカゲーム』シーズン1で大きな論難になった淘宝(タオバオ)、京東(ジンドン)などでは検索されなかったが、Temu(テム)、AliExpress(アリエクスプレス)などでは販売されていた」として、「原産地も、やはり大部分が中国であり、何より『イカゲーム』シーズン2出演俳優たちの肖像権を無断で使用して作ったグッズを販売することは最も大きな問題」と説明するとともに、「中国の一部ネットユーザーの違法視聴だけでは足らず、違法グッズまで作って収益にすることはあってはならない。もうやめなければならない」と強調している。
先立ってシーズン1の配信開始直後、中国の大型オンラインショッピングモールでは偽物のコスチュームが多数販売され、特定の業者が多額の利益を得たことがある。当時、海外メディアは中国国内で起きた“イカゲームフィーバー”について「韓国のオンラインショッピングサイトで最も人気のある『イカゲーム』関連商品の一部は、中国・広東省の広州と深セン、安徽省の企業が販売するもの」と指摘したことがある。
(記事提供=OSEN)
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